共立二中高の自然がいっぱい2 (151)
2019年9月24日
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、昔の人の観察力は鋭いですね。
すっかりと秋になり、数日前までの猛暑が信じられないくらいになりました。
日暮れになるとサクラの木の下ではアオマツムシの大合唱が聞こえ、草の中ではコオロギが優しく歌を奏でています。
秋は心を癒してくれる時間がたくさんあります。
イノコヅチ
ひっつき虫の代表です。
スカートやセーターについてしまうと取るのが大変。
でもそれが子孫を広げる彼らの戦略なのです。
メヒシバ
生命力が強くどこにでも生える厄介者になっている植物です。
種子が一斉に発芽しないため、駆除してもまた生えてくるので畑などでは大変です。
でも、このように強く生きられるのはうらやましいですね。
マルバルコウソウ
花が少なく緑多き中で、ひときわ目立って咲く花の一つです。
外来生物として問題になってきている花ですが、かわいらしさもあります。
アキノエノコロ
ネコジャラシと一つにまとめてしまいますが、学校には3,4種類のエノコログサが生えています。
学校内で生活している野良猫は数匹いますが、風に吹かれたこの植物にじゃれつくことはあるのでしょうか。
カタツムリ
キウイフルーツの木を見上げたら、大きなカタツムリがついていました。
今年は雨が多かったため、カタツムリも例年になく活動的になっているのではないかと思います。
最近はこのような大きなカタツムリもあまり見られなくなりました。
チドメグサ
この植物で血を止めたことから名前がついたようです。
学校では保健室の近くに生えていますが、まだ使ったことはないようです。