« 2021年9月 | メイン | 2021年11月 »

2021年10月

2021年10月13日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (184)

2021年10月13日

今回は学校内にみられる秋の草の代表であるエノコログサを紹介します。

エノコログサは一般的には「ネコジャラシ」と呼ばれています。

「えのこ」とは子犬のことで、子犬の尾のような草ということから名前がついているといわれています。

あまり気づかれていませんが、よくみると少しずつ違いがあります。

 

Photo_5

エノコログサ

夏から見られます。穂が上に向いています。

 

Photo_6

アキノエノコロ

エノコログサよりも穂がつくのが遅く、穂が下を向くことから区別できます。

 

Photo_7

ムラサキエノコロ

穂が紫色に色づいています。

 

Photo_8

キンエノコロ

穂が金色に色づき、太陽に向かってみると輝いて見えます。

2021年10月 6日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (183)

2021年10月6日

太陽の光に当たっているとまだまだ夏といった感じですが、日かげに入るとやはり秋なのだなと感じます。

秋は花や実がたくさん見られますが、春のような派手さは今ひとつ。

もう少し季節が進むと紅葉となり、人々の心を高揚させる季節になっていきますね。

 

Photo

コミカンソウ

小さな草で、小さなミカンのような実も下向きにできるので、あまり注目されない植物です。

地面にはいつくばって見てみると、そのかわいらしさから、生徒にも人気の植物となります。

 

Photo_2

チヂミザサ

この植物があるのに気づかずに通り過ぎてしまうと、粘着性のひっつき虫がソックスやズボンのすそに張り付いてしまいます。

手でそれを取ると、指がべとべととなり、厄介な植物です。

 

Photo_3

カラスノゴマ

この植物を、なぜこのように呼ぶようになったのかわかりませんが、地面近くで黄色い花が咲く姿は秋を感じさせてくれます。

 

Photo_4

ツマグロオオヨコバイ

作物の汁を吸ってしまう害虫ですが、その黄色い姿から「バナナ虫」として親しまれて(?)います。

ストロー状の口を茎に刺して汁を吸います。