共立二中高の自然がいっぱい2 (183)
2021年10月6日
太陽の光に当たっているとまだまだ夏といった感じですが、日かげに入るとやはり秋なのだなと感じます。
秋は花や実がたくさん見られますが、春のような派手さは今ひとつ。
もう少し季節が進むと紅葉となり、人々の心を高揚させる季節になっていきますね。
コミカンソウ
小さな草で、小さなミカンのような実も下向きにできるので、あまり注目されない植物です。
地面にはいつくばって見てみると、そのかわいらしさから、生徒にも人気の植物となります。
チヂミザサ
この植物があるのに気づかずに通り過ぎてしまうと、粘着性のひっつき虫がソックスやズボンのすそに張り付いてしまいます。
手でそれを取ると、指がべとべととなり、厄介な植物です。
カラスノゴマ
この植物を、なぜこのように呼ぶようになったのかわかりませんが、地面近くで黄色い花が咲く姿は秋を感じさせてくれます。
ツマグロオオヨコバイ
作物の汁を吸ってしまう害虫ですが、その黄色い姿から「バナナ虫」として親しまれて(?)います。
ストロー状の口を茎に刺して汁を吸います。