2014年6月 6日 (金)

みんなマジです!

体育大会も終わり、平穏がやってまいりました。
何だかんだ言っても体育大会はクラス対抗なもんで、けっこう皆さん熱くなるわけであり。
そういう中で司書教諭は、実に客観的に周りを見ちゃってます。
うーん、クラス担任とは温度差が激しい。

かつて私も担任という仕事をしていた時期があった、ような気がする。
もちろん、クラスの勝利のために全精力を注ぐのが担任というものであろう。
何と言っても体育大会で優勝すれば、夏のボーナスが2倍になるのだ。
というのは、もちろん妄想であったが、ボーナスは増えずともつい熱が入ってしまうものでして。
「いいか君たち、どんな手を使っても勝てよ!」
などということをちょっとだけ言ったような気もするようなしないような……。

ところが気づいてみると、今では一日中写真撮って、速攻でネットに流すという作業をしている。
まぁそれはそれで意外な発見もあって面白かったりもするんですけどね。
生徒たちの保護者も大勢来校されるので、いろんな様子も見られたりするし。

そういえば今回も、「保護者チーム」対「先生&有志生徒」の綱引きを実施。
保護者の参加者が多いと人数合わせのために高3の生徒も教員チームに加わるわけだが、どうも結果的に親対子という図式にもなったようで。
まず一回戦、あっさりと教員チームが負けてしまう。
すると二回戦に向けて場所を入れ替えるためにそれぞれのチームが移動してすれ違った時、参加していた保護者に向かって生徒が「大人げない!大人げない!」と騒いで非難。
おいおい、君たちを見ていると、むしろ親よりも力が強いような気もするんだけど(小声)。

さらに保護者チームに、教員であり保護者でもある(意味分かりますね?)某教員の姿を発見。
「あー、敵に魂を売った教員がいる!」などと喚く始末。
「裏切りだー、裏切りだ―」と続く。
いや、そりゃ間違いなく保護者なんだから別にいいじゃん。
勝負ごとになると君たち、容赦ないな。

そしてクラス対抗の綱引きになると、先生たちもやたらと力が入る。
担任も加わることになっているので、もう皆必死である。
中にはちょっと腰を痛めていて加わることができず、仕方なく傍で「ソレーソレー」と大声で煽る教員もいたりする。
ところが一回戦で負けてしまうと、「おーし!」と叫んで突然二回戦は自ら加わり顔を思い切り紅潮させて綱を引き続ける。
ちょ、大丈夫か?
さすがに腰はまずいでしょー!
と言っても、熱くなると止まりませんしね。
ま、どうにか腰も無事だったようで何よりですが。

相変わらず卒業生もたくさん来ていたみたいですね。
まぁどうでもいいけど、久々に顔を合わせた開口一番、「せんせー、老けたねー」と言った君、君のことは一生忘れないからな……。

とりあえず皆さん、暑い中お疲れ様でした!

2014年5月29日 (木)

卒業生とゆーヤツは……あげいん

春は卒業生がよくやってくる。
もうすぐ体育大会だけど、そこがピークでしょうね。
ま、卒業生が来るのはいい。
たまにやってくると、何かしら変わっていておもしろいし。
しかしいろいろ困ったこともあるんだなこれが。

先日もある卒業生(大学生)がドカドカとやけに勢いよくやってきた。
先生お久しぶりです、と言いつつショートケーキを差し出すあたりは、大人になったじゃーないか、認めようじゃないか!
いや、けっしてモノに釣られたわけではなく、人付き合いのノウハウを身につけたというその成長を認めているわけであるから誤解のないように!(棒)
しかしね、そこから延々と1時間、ゼミの愚痴やら何やらをしゃべくりまくるというのはどーなんですか?
急ぎの仕事もあるんですよー!
「それで先生おかしいと思いませんかそんなこと勝手に決めるって何なんですかねほら先生この日に発表があるんですけどねここで飲み会するっておかしいじゃないですかでもそれ言うとまた私だけ何言ってるんだとかいう目で見られたりしてどうのこうの……」
などとスケジュール帳を見せながら力説する。
あーそうですか、そーですね、と一応返しはするが、まぁ何というかどうでもいいような話なんですけどね。

「それより君、彼氏ができたんだろ、そっちの話をしたまえ」
と言ったところ、この卒業生、完全に硬直、5分間くらい身動き一つしなかった。
というのは嘘だけど、本当にしばらく硬直した後、バタバタ動きまくりゼンマイ仕掛けのおもちゃが壊れたみたいになって、笑える
「え、な、何言ってるんですか、知りませんよ、ばたばた」
それにしても分かりやすいな(笑)。

どうでもいいが、人に自分のスケジュール帳をちょいちょい見せて、その一か月のスケジュール表のあちこちに赤いハートマークが書き込まれていたりしたら、逆に気付かない方がおかしいだろー(笑)。
結局、いろいろといじったところ、実は2日に一度は喧嘩をして、その彼氏を泣かせているのだという恐ろしい話まで聞かせていただいたわけだが。
まぁ、がんばりたまえ。

職員室でY先生に会ってから帰りますと言ってやっと去っていく卒業生。
まったく、ちょっとした台風である。
ということで、ほっと一息ついて、いかん急ぎの仕事があったのだと必死にやり始めたところ、何だか知らないけどまたその卒業生が戻ってきてメソメソ泣いているんですけど、どしたの?

「Y先生すごく体調が悪いって言ってろくに話もしないで帰っちゃったんですなんか石があってずっと調子が悪いんで今度手術するようなことも言ってるしいつもみたなバカ話も全然してくれないんです、めそめそ」

あー、胆石ですね、まぁ調子悪い時もあるでしょ、仕方ないわ。
ていうか、「バカ話」とか言っちゃってるし。

「まさかこんなことでもう会えなくなっちゃうとは思ってませんでしたー、めそめそ」

いやいやいやいやいや、ちょっと待て。
勝手に他人をお星さまにするな、何で石があるからって永遠に会えなくなっちゃうんだよ。
まぁ病気のことだからうかつなことは言えないけど、一般的に言ってもそんな簡単にお星さまになってしまうようなもんじゃないでしょー、実は私自身石を持っててりして。

「もう電話もできませんよ、電話してY先生お願いしますって言って、Y先生はもういませんとか言われちゃったら怖いじゃないですかー、めそめそ」

いやいやいやいや、だからさー、(以下略)。

「どうしたらいいんですかぁー、びーびー」

というわけで、今度は延々とお守をすることになりましたとさ。

ひとこと、言わせてもらっていいですか?
仕事を、させてくれぃ!!

2014年5月23日 (金)

完成したけど……。

今日で定期考査も終了。
試験前から図書館も結構混み合っていて、空いている席がなくて別の場所への移動を余儀なくされる生徒もけっこういた模様。
皆さん、がんばってました!
えらい!
結果がちゃんと出ればいいんだけどねぇ。

さて定期考査中は図書も貸出中止となるわけであり、こちらもそれだけ仕事に集中できる……はずだったんですけど。
なんかバタバタでしたね。
毎年のことだけど、とりあえず学校案内(パンフレット)がすべて出来上がるまでは落ち着かないわけで。
そわそわ、そわそわ。
校正を何度もしてもちょいちょい間違いが見つかるし……。
それぞれのページの担当者にも校正お願いするんだけど、それでも漏れは出ちゃうんですよね。
しかも余計なことをいろいろ言ってくる先生方もおり……。

たとえば。
学習内容を紹介をするために教科担当の先生の写真と説明文を載せたページがあり、ある教科の主任である50代の先生に校正をお願いしたところ、すぐに赤で訂正をして戻してくれたのはいいのだけれど、なんか写真にも赤でコメントがしてあるぞ、何ですかコレ?

「20代のころの写真にしてください」

……いや、ですから、それは詐欺ってヤツでは……。
ま、気持ちはわかりますけどね。
それにしても40代くらいならまだしも、20代はありえんでしょ。
いえ、もちろん40代にもしませんけどね(笑)。

さて、そんな何だかんだいろいろありましたが、どうにかやっとできあがりました!
とりあえず中学版だけですがっ。
ちょっとだけ、ほっと一息……と思ったら……。

えー、白状いたしますです。
……間違い、見つけてしまいましたよ。
凹みますわ。
どっと疲れが出てしまいましたわ。

えーい、もうこの際開き直って間違い探しコンテストでもしましょうか!
間違いを見つけて応募していただいた方から抽選で高価なプレゼントを!
……というわけにもいきませんな。
あかん。
やはり間違いはシールで訂正することになるわけで……。

パンフレットを手にする皆さん、申し訳ございません!
あーこれが例のシールか……と、どうか笑ってお許しくださいませ。
パンフレットを持ってきて「先生、やらかしましたね!」などと言ってニヤニヤするようなことは、くれぐれもないようにお願いします!

(生徒たちは絶対にやりそうではあるが……)

 

2014年5月13日 (火)

神が司書教諭をつくるとき……

またいろいろ言われそうだな、とは思っていたのだが、やっぱり「あれは何ですか?」という生徒からの冷たい視線を浴びることになった司書教諭ですこんにちは。

「あれ」っていうのは、もちろん前回のハンドサインジェネレーターの画像のこと。
くだらんなーと思った方、どうも失礼しましたお許しを。
でもね、くだらないのが大好きなんです、申し訳ございません!

いろいろ訊かれたのですが、ここで言うジェネレーターってのは、ブラウザ上で適当なデータを入力すると自動的に画像などの加工や編集、生成をしてくれるプログラムのこと。
今はtwitterでよく流れてるようですね。
昔からロゴを作ったりする簡易的なものがいっぱいあって、結構遊べたりして。
たとえばロゴだとこんなのが簡単にできてしまいます。

 

Img1_3

いるんですよねぇ、図書館には。
まぁ誰とは言いませんが、無駄にでかい人が……。

ハンドサインジェネレーターっていうのは少し前に流行っていた感じですけど。
(今も?)
最近は創造神ジェネレーターというのがけっこう流行っているようで。
これもけっこうおもしろい。
で、ちょっと作ってみた。

 

Kami_4

 

何度も言いますけど、冗談ですからね。
あくまでも。
「あの司書教諭ってヤツは……」などと怒らないでくださいませ。

まぁ確かに、どこをどう見ても図書館のブログじゃなくなってるのは間違いありませんけど(今更)。
しかしこれは、けっこう頭使うお遊びのような気もするわけで。
論理的な思考力を育成するための教材としてお勧めする次第であります。

ま、この手のジェネレーターはネットを探せばいっぱいあります。
が、特にウチの生徒諸君にはくれぐれも言っておくけど、
今はこんなもんやってないで、試験勉強しなさいよ!!

(説得力は壊滅的にないが……)

2014年5月 6日 (火)

司書教諭がよく使うハンドサイン

連休ということもあり、ちょっと前に流行っていたジェネレーターで遊んでみますた。
なんですかこれは?と不審に思った方はどうぞスルーしてくだされ。

 

20140506_2

2014年5月 2日 (金)

卒業生とゆーヤツは……

なんかこの一週間くらいは卒業生がぞろぞろ来ておった。
たとえば昨日。
3月に卒業したばかりのが二人やってきて本を借りていきおった。
本を借りるためにわざわざここまで来るってなんなん?
ま、スクールバスあるから、八王子駅辺りに住んでたらタダで来れるわけだけど。
だいたい卒業生に本を貸すのを快く許可したわけではないぞ。
以前このブログでも触れたけど、貸すも貸さないも司書教諭の機嫌次第だと言っておいただろーが!

「先生、ポッキーあげるね」
「おい……これ食べかけじゃないのか?」
「先生大丈夫だよ、小袋はまだ開いてないから!」

君たち、このような明らかに残り物と思われるようなポッキーくらいで機嫌がよくなると思っているのか?
ぽりぽり
増してや仕事に追われてヒーヒー焦っている時にやってくるとは何とタイミングの悪いことを!
ぽりぽり。

「あー、この本も買ったんだー!」
こら、新着図書を漁るんじゃない!ぽりぽり
「このシリーズ新しいの入ってるぅー」
うるさいなぁー……ぽりぽり
「先生、借りてっていいですかぁー?」
ん……まぁいいけどね、ぽりぽりぽりぽり

とか何とか言っている間に、勝手に貸し出し手続きも済ませるわけで、まぁ世話がないと言えばその通りなのだが。
で、ささっと帰っていきましたとさ。
仕事が一段落してから、何借りていったのかと思ってちょっと調べてみたら……。

「あー! リクエストで買ったヤツ、勝手に借りていきおったー!!」
新着図書はダメって言ったのにぃぃぃ!!
ポッキーなかったら警察に告発するくらいの問題行動じゃ!
あかん、リクエストした生徒に怒られるわ、これは、ぽりぽり。
どうしよどうしよ。
といっても今更しかたないんだけど、ぽりぽり。
謝って許してもらおう……ぽりぽり。
いえ、本当に反省してますって、ちゃんとチェックしなきゃあかんかったなぁ…………ぽりぽり。

何日か前には、今年から働き始めた卒業生もやってきた。
在学中に図書委員としてカウンターで貸出処理をしていた時、「はーい、一冊100円ですよー」などと言って、いたいけな中学生たちをびびらせていた悪いヤツである。

まぁそれでも無事大学を卒業し、某メガネ店に就職したということ。
それはよかったよかった。
で、一体何をしにきた?

「先生、そろそろメガネ買い替えようとか思わない?」
「ん? いや別に予定してないけど」
「誕生日に誰にも気づいてもらえなかった先生にプレゼントあげる、はいっ!」
ん……?
何これ……「メガネ5%割引き券」って……。

営業かよ!!

っていうか、このブログをしっかり読んでいて、何気に誕生日に誰も祝ってくれなかったことをいじってくるのに腹がたつわ。

「あ、ちょっと荷物置いといていいですか、職員室行ってくるんで」
「何か用事あるん?」
「うん、メガネかけてる先生みんなにこれ渡してくるから」

さらに営業かい!!

ま、君は確かに営業向きだろうね。
さらに……。
「先生、私、渋谷店だからね、ちゃんと来てねー」

メガネ買いにわざわざ渋谷まで行かんわ!!

2014年4月25日 (金)

おかあさんといっしょ?

4月もそろそろ終盤になってきて、生徒たちも新しい自分の世界に慣れてきた……ような気がする今日この頃ですねおはようございます。

まぁ相変わらずのことなのだけれど、昨日も図書館に来ていた何人かの中学生が「図書館のブログ、最近また更新してませんよね」と毒づいてきよった。

「先生いつもパソコンの前で暇そうに座ってるじゃないですか、ブログ更新する時間あるでしょ」
あんたねー……。
暇そうに座っとらんだろーが!
キーボードをペキペキ叩いているだろーがマウスをグリグリしてるだろーが頭抱えてイライラしてるだろーが!
ネット仕事だけにしても図書館のブログだけじゃなくって、ひびコレ!やフェイスブックや受験情報サイトやいろいろやらなきゃいかんのだ!
「えー、ひびコレ!も先生が書いてるんですか、全然文の感じ違うじゃないですか?」

あたりまえじゃ!
司書教諭の愚痴を延々と書き続けるようなブログと、学校代表の情報ブログとを同じ文体で書けるわけないでしょ!!
(いえ、誤解を生みそうなので言っておきますが、どちらも真剣に書いてますから(キリッ!))

だいたいこの生徒、先日図書事務室が閉まっていた時に、カウンターの窓からズルズルと中へ入り込んだ問題児である。
図書委員とはいえ、許されることではにゃい!
(チクリ報告ありw)
君たちからそんな非難をされる筋合いはにゃい!!
今度からなめくじ女と呼ばせてもらうからな。(以前にも同じようなのがいたな……)
はい、人間小さいですすいません。

そういえば今日、図書事務室に「2ちゃんねる」のことが書かれている本が何気なく置かれていたのだが、これを見たこの生徒たちの反応が笑えましたわ。
「2ちゃんねる」はご存じかと思いますが、日本最大の掲示板で膨大なスレッドから成っており、まぁいろいろ問題を起こしたりもしているわけですけど。

中1年生K「あー、『2ちゃんねる』って、中学生は見ちゃいけないってヤツですよねー」
中2年生S「え、なんで駄目なの、『2ちゃんねる』って、『おかあさんといっしょ』とかでしょ?」
中1K・司書教諭「………………?」
中2S「ん?」
中1K「あ、それってテレビじゃないんですか、NHKとか……」

笑笑笑笑笑笑った。
確かに今はデジタルの2チャンネル(Eテレ)で「おかあさんといっしょ」やってますわな。
なるほどなー。

 

何はともあれ、ウチの学校は平和ですわ。

2014年4月17日 (木)

ちーん、だっしゅ!

ほわほわゆるりとした昼下がり、桜の花びらがはらはらと舞う中庭に、わらわらと出てきた生徒がお弁当を広げ、はしゃいでふわふわ跳び回る、そんな季節がやっぱり好きだなぁと感じる今日この頃でございます、どうもこんにちは司書教諭です。

何といっても一年の中でも最も好きな季節なもんで、いっそのこと早く仕事などリタイヤして一日中ぽけーっとしていたいわけなんだけど、絶対ウチの女帝は許してくれんだろうな(涙目)。
せめてちょっとの時間だけでも桜の木の下で呆けさせてくれ、と言いたいけれど、年度はじめの4月にはそんな余裕さえあるはずもなく。
だいたい自分の性格からして、ちょっとでも呆けていたら、そのまま一生呆けたままになりそうで地味に怖いし。

まぁとりあえずお仕事がんばってますよ、1年生は可愛いですしね。
「すすすっすいません、貸してくださぁい」などと言いながらおどおどとした様子で借りに来てくれて、ホント微笑ましいですわ。
「ありがとうございまーす!」と明るく挨拶してくれるのはもちろん、お気に入りの本が借りられると「やったぁー」なんて満面の笑みで喜んでくれたりして、まぁー、なんて可愛いこと!

それはそうなんだけど、ちょっと困ったことも。
カウンターに誰もいない時に係を呼ぶための卓上ベルが窓口脇に置いてあるのだけれど、生徒には珍しいらしく、特に新入生はそれを鳴らしたがる。
よくホテルなどのカウンターに置かれているのと同じヤツ。
上のポッチを手のひらで軽く叩くと綺麗な音でチーンと鳴るのだけれど、これが嬉しいようで、窓口に係がいても鳴らしたりする。
ちゃんと「係がいない時に……」って書いてあるでしょー!
ま、見てないんだろうけど。

もちろん優しい司書教諭は遊んじゃだめだよー、と軽く諭すわけであり、新入生も「はーい」とか良い返事をするわけであり、まぁ平和なものである。
と思っていたのだが、先日その平安は破られることになったぁ!
事務室の奥で仕事をしていたところ、チーン、と例のベル音。
はいよー、っと出てみたが誰もいない。
こ、これは……。
間違いにゃい、これはピンポンダッシュだ!
おっと違った、チーンダッシュだ(語呂悪し)!

だいたいドタドタ走り去っていく音聞こえてるし。
ケラケラ笑い声も聞こえてるし。
甘いな、1年生……。

必ずまたやるな、と思って注意していたら、案の定怪しい二人組発見。
けっこう観察していると、分かっちゃうんだよねぇ。
こっそりとタイミングを計って、窓口に近づいてきた時にぬっと顔を出して「どしたー?」と声をかけてみる。
と、その二人、一瞬固まった後「あ、だいじょうぶです、だいじょうぶです」とか言ってそそくさと去っていくのであった。
何がだいじょうぶなんだよ!(笑)

ま、とりあえず楽しい一年でありますように!

2014年4月 8日 (火)

春ですねぇ

え~、たいへんご無沙汰しておりました。
前回、春休みに入るのでしばらくお休みでぇーす、と書いたと思っていたのだけれど、書いてなかったみたいですね、失礼しました。
無駄に見に来ていただいた方、ごめんなさい。
日ごとに記憶力が低下しており、5分前のことすら忘れる今日この頃、これくらいは仕方ないんです、うんそうだ老化のせいだ。(以上言い訳)

ま、確かに、機会があればブログもフェイスブックも公式サイトも誰かに委ねて、スーっと身を引きたいと思っているのだけれども、思っているだけで、結局今年度もやらざるを得ないみたいですね。
はぁ~。

そうこうしているうちに新学期が始まり、怒涛の行事ラッシュ、自ずからブログやフェイスブックの記事は増えていく、さらに桜好きなもんで、やたらと桜を撮ってアップしたりして、自分の首を絞める。
うーん、いっそのことWeb嫌いになりたい……。

「まったり図書館」なのに何で愚痴ばかりこぼしてるんだ、とお怒りになる向きもあるかとは思いますが、図書館のブログなどというのは名ばかりで、始めた頃からずっと管理人の愚痴がコンテンツの中心になっておりますので、どうぞご理解ください。
生徒には「まったり図書館」ならず、「ぐちぐち図書館」などと揶揄される始末、ええそうですとも、何とおっしゃっていただいても結構ですとも!(開き直り)

なんだかんだ、読んでいただいている方が多くなったというのはありがたいことではありますが、正直なところ司書教諭がこれを書いていることはできるだけ人に知られたくない。
いや、もちろんすでに公言しているんだから知られてはいるんですけどね、具体的にこのヒトかーと顔を見て納得されることはできるだけ避けたいのである。
まぁ生徒は生徒なんで、何を言われてもお菓子でも渡して懐柔すればよいのだが、外部の方々にはできるだけ隠しておきたい、こそこそ。
どうしてって、絶対笑われるでしょ、これ。
こんな内容ですから……。

先日「春の学校見学会」という学校説明会があって、見学ツアーのお客様グループに簡単に図書館の説明をする機会があったのだけれど、一通り説明して「またどうぞー」と言って終わったところ、図書館まで案内をしてきた先生が「この先生はホームページも担当されていて、ブログも書いている……まったり図書館とか……」などと言っちゃいましたよ。
ひぇー、それはご内密にお願いしますー!!
やめてぇー!
案の定、目の前のお母さま方があちこちで「あー、やっぱり」とか「あ、あの……」とか呟いて、くすくすしているではありませんか!
こ、これは恥ずかしい!
もうその後は言葉が出てこなくてしどろもどろですわ。
もーほんとすいません、などと謝ってばかりだったりして。

今回のことで反省しましたよ。
やはり人に読まれても恥ずかしくないものを書かなくてはいかん!
堂々と私が書きました、と宣言できるようでなくてはいかん!
毎回現代作家の作品を読んで書評を記そう!
生徒を述べる際はその生徒の長所をアピールしよう!
間違っても生徒のふざけた様子を書き散らすようなことはするまい!

 

 

 

うーん。
無理だな、できるわけないわ。
やっぱり通常運転でお願いします。

2014年3月16日 (日)

機嫌が良ければ……

いかん、前回の更新から二週間以上経ってしまった。
今日も今日とて、久々に会った高3生(明日卒業式だけど)に、最近更新してないでしょーと冷たい視線でチェックされてしもうた。
まぁ分かっているのだが、ただでさえ年度末で忙しいのにいろいろ行事も続き、ネット作業するのが大変なのだ。
公式HPの管理をせねばならないし、「ひびコレ!」も毎日のように更新しなくてはならないし、フェイスブックもバリバリやらんとあかん。
更新さぼってると、またヤツは手を抜いているな(ひそひそ)、忙しいフリして逃げてるぞ(ひそひそ)、動画ばっかり見て遊んでるんじゃないか(ひそひそ)などと陰口を叩かれてしまうのだ(以上自虐的妄想?)。
ということで、「まったり」は後回しになっちゃいますから。
どうぞ菩薩のような慈愛に満ちた面持ちで見守ってくださいませ。

さて高3生と言えば、先日何人かふらっとやってきて気持ち悪いくらい畏まって何か言ってきた。
「先生、卒業してからもここ来ますので本貸してください!」
「うーん、断る!」
「えーー!!」

一瞬で拒否してしまったわ。
キャツらの自分勝手な頼みごとには反射的に断るようになってしまっているから仕方ない。
まぁ卒業生がやってきて、貸し出したことは以前にもあることはあったけどね。

「こんなに読みたい本揃っている図書館、他にないんですよー、お願いしますよー」
ほぉー。
品揃えがいいですねー、とか褒められているように聞こえるかもしれないが、要するに君らの要求に応えているうちにそうなってしまったということではないか!
それはそれで問題ありではないか!
生徒に踊らされる司書教諭……。
まぁ、読まれてなんぼ、というのが基本的な姿勢なんで、いいんですけどね。

「先生、お願いしますよぉー」
「よし、分かった!」
「いいんですか!」
「君らが来た時、機嫌が良ければ貸してあげよう!」
「はぁ?」

うん、いわゆる問題の先送りというヤツだな。
まぁもともと何でも気分次第的人間なわけで、機嫌がよさそうな時を狙って来てくれたまえ!
って、そんなの分かるわけないだろうけど(笑)。

「先生、それは要するにお菓子を持ってこい、ということですね」
「は? な、何を言うんだね(動揺)」
「だってお菓子さえあれば機嫌よくなるでしょー」
「そ、そんな、物に釣られるとか、そんなこと、教師たるもの…………」

 

 

 

何で分かったんだろう?