知っているかな? 自然って不思議!(6)
蒸し暑く、何となくすっきりとしない梅雨の季節に、この花の美しさはありがたいものです
学校内のあちらこちらに植えられたアジサイは、いろいろな色で心を和ませてくれています。
そこで問題
実はこのアジサイはまだ花が咲いているとは言えません。どうしてでしょうか
① アジサイの花の色はいろいろと変化するため、赤になったときを開花と呼ぶように決まっているから。
② 花びらが5枚になったときを開花と呼ぶから。
③ 紫色の花びらのようなものは花びらではないので、花はまだ咲いていないから。
答え: ③ (← 文字色を反転して、答えを隠しています。)
赤や紫の色がついたところは花びらではなく、「がく」と呼ばれている部分(普通、花びらの裏にある緑色のもの)です
アジサイの花はその中央にある小さくて丸いものなのです。あと数日経てば、このアジサイも開花することと思います。
ちなみに、「がく」の色は、土が酸性かアルカリ性か、また、土の中に含まれているアルミニウムという金属の量によって変化するのです