高校2年生 化学(オゾンの生成)
無機化学の分野では、非金属元素の酸素について学習します。
その中で、酸素の同素体であるオゾンについて、教科書には次のように紹介されています。
・ 酸素中で放電をするか、紫外線を当てると生成する。
・ 淡青色、特異臭の気体。
放電?特異臭?
生徒たちは疑問を抱えたまま、物理準備室に移動しました。
化学の授業なのにどうして物理準備室なのかというと、「誘導コイル」という装置を使う必要があるからです。
誘導コイル(左上)は低電圧から高電圧を取り出す装置で、変圧器の一種です。
これをオゾン発生器(手前)につなげ、ふいごで酸素を送ります。
すると、発生器の先から生成したオゾンが出てきます。
さて、どのようなにおいでしたか?