共立二中高の自然がいっぱい2 (48)
2014年5月22日
前回、野外研究部の先生に教えてもらった珍しい色フデリンドウを紹介します。
学校では4月になるとたくさんの花が咲き出しますが、前庭やゴルフ場裏の雑木林の下には踏まないで歩くことが困難なぐらいのフデリンドウが咲きます。
普通は紫色の花なのですが、どういうわけか色素が十分に作れない個体が現れます。
そんな花色を紹介します。
普通のフデリンドウ
午前中に花を広げて地面いっぱい紫色に染めます。
でも、午後になると花はつぼんでしまうため、どこに咲いているのはわからなくなります。
シロバナフデリンドウ
紫色の花の中に白花が咲くと、なぜかとても貴重な花に見えてしまいます。
トキイロフデリンドウ
シロバナフデリンドウと同様、種類はフデリンドウ1種類なのですが、色の違いからトキイロフデリンドウと呼ばれることがあるようです。