共立二中高の自然がいっぱい2 (53)
2014年8月5日
夏といえば何をイメージするでしょうか
セミの声、風鈴、スイカ、海、浴衣、花火・・・
どれも情緒あふれる夏の風物詩ですね。
昔の人は、夏は暑いからと少しでも涼しくするためにいろいろな工夫をしました
でも平成の今の世の中では、スイッチひとつで冷房の効いた涼しい部屋に変身してしまいます。
便利な世の中になり、夏本来の良さを失いつつあるのではないでしょうか
暑い中、麦わら帽子とタオルとうちわを持って、ちょっと自然と接する機会も持ちたいですね
さて、今回の「自然がいっぱい2」は、夏休み中なので特別編です
共立の校訓である「誠実・勤勉・友愛」の花言葉を持つ植物を紹介したいと思います
誠実 : スミレ
春になるとたくさんの花が咲きそろいますが、その影の功労者としてアリが関係していることはあまり知られていません。
スミレは花が開かないつぼみの中で受粉をして種ができ、その種をアリが運んでくれることで広がっていくのです。
勤勉 : アカツメクサ
シロツメクサと同様に空き地に多く咲く花のひとつです。
最近注目を浴びているイソフラボンなどを含み、薬草としても役立っているようです。
友愛 : コブシ
花は春に咲きますが、夏になると拳のような実がつきます。
これからだんだんと色づいてきますが、初めはピンク色の怪しげな実なので、病気か何かと勘違いしてしまいそうです。