共立二中高の自然がいっぱい2 (54)
2014年9月4日
夏休み後半から急に秋の風が吹き出しました。
いつもは暑い中で迎える新学期も、今年は気持ちのよい空気の中で迎えることができました。
夏の間はもう暑さなんて・・・と思っていましたが、秋になるとあの暑さがちょっと恋しくなってしまいますね。
いつの間にか、学校の自然も秋に変化しています。
タカサゴユリ
8月からこのユリが咲いています。
学校ではヤマユリがたくさん咲きますが、最近、外国から入ってきたこのユリも咲くようになってきました。
このユリは自家受粉するために繁殖力がよいそうです。
コスモス
本来、日本にはなかった花なのですが、明治初期に持ち込まれてから秋の象徴として親しまれてきました。
日本人の心によく合った花だったんでしょうね。
この花が咲きそろっている姿が、cosmosという星がたくさんある宇宙のことをあらわした言葉と一致したようです。
オオブタクサ
黄色の花をつけるセイタカアワダチソウと間違える人が多いようですが、この花がオオブタクサという花粉症の原因となる植物です。
この花の種子は土の中で約20年生きることができるともいわれています。
オミナエシ
秋の七草のひとつで、万葉集などの和歌でもおなじみの花です。
自然界ではほとんど見られなくなりましたね。
中庭では、秋の七草を生徒に知ってもらうために植えられています。