高校3年生 乳酸菌飲料を用いた中和滴定
高校3年生の文理コースの生徒たちが、乳酸菌飲料を用いた中和滴定を行いました。
毎年、文理コースに所属する生徒の何人かは、食物・栄養関係の大学等への進学を希望しています。
そんな生徒たちのために、身近なあの飲み物を使って実験してみました。
「化学」というと実生活から離れたもののように感じるかもしれませんが、身近にあるものもすべて「化学物質」であり、調理等にも「化学(科学)」の知識が大変役に立ちます。
さて、本題の実験ですが・・・
乳酸菌飲料の原液をメスフラスコで5倍希釈します。
希釈したものをコニカルビーカーに移します。
フェノールフタレイン溶液の入れ忘れに注意!
「中和滴定」とよばれる操作。
ビュレットから水酸化ナトリウム水溶液を滴下します。
生徒たちにとって一番緊張するところ。
うすい赤色になったところで滴定終了。
pHの値が大きく変化し、中和点に達したサインになります。
受験生の皆さん、少し息抜きができたでしょうか?