高校1年生 重力加速度の測定
突然ですが読者の皆さんに質問です。
「重い物体と軽い物体を同じ高さから落下させたとき、速く落ちるのはどちらでしょうか?」
先日高校1年生の物理基礎の授業で、重力加速度を測定する実験を行いました。
加速度とは「単位時間(1秒など)あたりの速度の変化量」を表します。カンタンに説明すると、加速度10メートル毎秒毎秒で運動する物体は、1秒ごとに10メートル毎秒ずつ速くなっていくということです。
そして、物体に加速度を与えるためには力を及ぼし続ける必要があります。つまり、物体を落下させたとき、重力を受けている物体は地球の中心に向かって加速していくことになります。
その加速度のことを重力加速度gといい、今回の実験はgを実験から導くことを目的としています。
前置きが長くなりましたが、実験は至って地m...簡単です!使うのは中学理科でお馴染みの記録タイマーです。テープを貼り付けたおもりを落下させ、そのときの運動の様子を、タイマーによって記録したテープから読み取るのです。
落下させるのは1kgのおもりと約200gのボールです。さてさて結果はどうなるか...
おや...?結果が変わらない?ということは物体が落下するときの運動は、質量によらないのか...?
気になる人は以下の動画をご覧ください