共立二中高の自然がいっぱい2 (74)
2015年10月8日
夕方の陽射しが背伸びをするように長く伸び、部屋の中を黄色く染める季節が到来しました。
生徒たちが部活を終えて下校する時間には、夕焼け空にカラスが飛ぶ姿が似合いますね。
秋は少し寂しげですが、空気も澄んでとてもさわやかな季節です。
そんな季節に合わせたように、生き物たちもどんどんと変化していきます。
ススキ
先日のお月見でススキを飾ったでしょうか。
旧校舎の跡地ではいろいろな草花が生えていますが、だんだんとススキが勢力を増してきています。
旧校舎が建つ前の38年前まではここはススキ草原でしたので、今その状態にもどろうとしているところです。
イヌタデ
小さい頃におままごとで、この花を使ってアカマンマとして遊んだ記憶のある人も多いかと思います。
今この花がその盛りといったところでしょうか。
ツユクサ
この花は6月ごろから咲いています。
半年ほどの花期がある植物というのもあまりないと思います。
朝露が降りる頃に花が咲いて、昼過ぎにはしぼむことからこのような名前で呼ばれているようです。
ベニシジミ
夏には茶色っぽいはねのものが多かったのですが、春と秋にはこのように鮮やかな紅色のものが現れてきます。
このシジミチョウも年々減ってきているようです。