共立二中高の自然がいっぱい2 (77)
2015年11月20日
黄色や紅色、茶色に彩られた木々の姿もありますが、だんだんと落ち葉が舞い散る姿に変わってきたものもあります。
季節の移り変わりは早いもので、耳を澄ませばモズのさえずりも聞くことができるようになりました。
これからは青空がきれいな時期です。
空を見上げて気分さわやかに過ごしていきたいものですね。
ノキシノブ
木の幹などのコケが生えたところで、いつもひっそりと耐え忍んでいるかのように生育している植物です。
そのためこのような名前になったのでしょうか。
日かげで土がないところによく生えます。
ユズ
ユズの木は、実がなるまでには何年も必要といわれています。
学校にあるこの木には毎年たくさんの実がつきます。
ユズを使う機会としては、冬至のユズ湯もいいですが、ユズ風味の食事も格別です。
コケの胞子体
コケ植物やシダ植物には花が咲きません。
よって、なかまを増やすためには胞子と呼ばれるものを使います。
時期がくると写真のような胞子が入った袋が生えてきて、そこから胞子を飛ばします。
コノテガシワ
バス停のイルミネーションのコードが巻かれている木です。
この木は、「児の手柏の二面(このてがしわのふたおもて)」と言われるように、子供の手のような形をした葉の裏表がよくわかりません。
どちらか見極められないことの例えに使われます。