共立二中高の自然がいっぱい2 (131)
2018年6月22日
蒸し暑い雨の日が続いています。
この時季に似合う生き物といえば、アジサイとカタツムリとカエルでしょうか。
昨年ある同僚の先生から、息子にカタツムリをもっていきたいのでどの辺で採れるかと聞かれました。
その時気づいたのですが、最近大型のカタツムリに出会えていません。
数が減少しているということでしょうか。
10年後、20年後の子どもたちに、「梅雨の季節の象徴的な生き物は?」と聞いたときに、現在と同じ答えが返ってくる環境を大切にしたいと思いました。
シナノキの実
青々としたシナノキをよく見ると実がついていました。
この実が熟して落ちるときは、羽根のような葉がプロペラのようになり回転して落ちていきます。
ウツギの実
今年も多くの花が咲きましたので、実もたくさんついています。
花はきれいなので注目されますが、実を見る人は少ないようです。
ニワトコの実
ハリーポッターのダンブルドア先生が持っていた杖がこの木から作られたとして有名です。
今は花も終わり実がなっていますが、トリたちがよく食べるのか、日に日に少なくなっています。
実は古くからウイルス感染に役立つといわれ、薬として用いられてきたようです。
チガヤ
初夏なのに秋らしい風景を作り出してくれる植物です。
風になびく姿を見ると気持ちが穏やかになっていきます。
ワルナスビ
繁殖が強い外来種で、とげや毒もあり悪いところだらけという花です。
それにしてもかわいそうな名前をつけられてしまったた植物です。
トチノキの葉
中庭のトチノキの葉がなぜか巨大化しています。
生徒と比べてみてください。今年の大きさは最大級です。