共立二中高の自然がいっぱい2 (176)
2021年5月19日
梅の実が熟す頃という意味でこの時期を「梅雨」という漢字で書きますが、今年はまだ実が熟す前にこの季節がやってきてしまったようです。
生き物たちにとっては、とても大切で最も成長をすることができる時期となります。
私たちにとっては蒸し暑くあまり好ましい時期ではありませんが、夏を迎える大切な時期なのです。
ヤマボウシ
前庭の円形花壇に植えられているヤマボウシの花が今年やっと元気に咲きました。
第二高校創設時からお世話になった元理事長先生が第二高校50周年を記念して植樹したものですが、花壇の土がよくなかったのでしょうか、今までは小さな花しか咲きませんでした。
今年こそはおいしい実がなって生徒が食べることができるでしょうか。
ナガミヒナゲシ
道路わきに咲く外来生物としてよく見る機会があると思います。
春早くから咲いていますが、この時期にもまだ頑張って咲いていました。
ニワゼキショウ
前庭や中庭の芝生の中からたくさん顔を出しています。
白い花もあり、また別種のオオニワゼキショウも咲いています。
今年は花がとても小さいものが多くみられます。
成長したタケノコ
春に芽を出したタケノコが大きく成長しています。
皮がはがれて緑色をした部分が見えてくるものが「タケ」といい、皮がはがれないものを「ササ」と呼びます。
ガマズミ
あまり目立たないところに咲いているので気づかない生徒も多いかもしれませんが、甘酸っぱい赤い実がなるので、場所を覚えておくとよいかもしれませんね。
スイカズラ
甘いにおいをかすかに感じさせながら白い花が咲きます。
それがどんどんと黄色の花に変化していき、白色と黄色が混合するようになっていく不思議な花です。