共立二中高の自然がいっぱい2 (194)
2022年5月13日
5月に入り木々の緑が深まってきて、初夏の花に移り変わってきました。
日差しも強くなり、最高気温が25℃以上となる日も見られるようになりました。
春からさらに1ページ季節がすすんだ学校の自然を紹介します。
シロツメクサ
前庭や中庭ではシロツメクサの群落が見られます。
昔、割れ物を運ぶときに、この草を箱に詰めて緩衝材として用いたことから「ツメクサ」と呼ばれるようになりました。
コメツブツメクサ
シロツメクサの白い花の下には黄色いこの花がたくさん咲いています。
芝生の中は白と黄色で色とりどりです。
エビネ
前庭の雑木林の中ではエビネが花盛りです。
しかし、花期は短く雑木林の中に入らないと見られないので、ほとんどの人は知ることなく終わってしまいます。
オトシブミ
ケヤキの下を歩くと、きれいにたたまれた葉がいくつも落ちています。
これはオトシブミと呼ばれる昆虫のしわざです。
ほとんどの生徒たちは気持ち悪いといいますが、かわいい姿をしたこの昆虫が卵を産んで包んだ葉です。
オニタビラコ
春の七草のコオニタビラコ(ホトケノザ)よりも大きいのでこのように呼ばれています。
どこにでも咲いている雑草の1つですが、日差しの中に咲く黄色い花は美しく輝いて見えます。
トチ
大きなブラシのように咲く花は見応えがあります。
この花からトチの実ができるのが想像できないですね。
オオツルボ
誰かが植えたのか自然に生えてきたのかわかりませんが、ほとんどの生徒がいかない駐車スペースの端っこでひっそりと咲いています。
誰かが植えたのであればもっと目立つところに植えてほしかったと思っています。