共立二中高の自然がいっぱい2 (196)
2022年6月6日
そろそろウメの実が熟してきました。
スーパーに行くと、梅酒づくり用のビンが並び始めています。
じめじめした雨の日が続く季節になりました。
天気と同様に気分もあまり晴れない時期ですが、学校の花を見て少しでも気分が晴れてくれればうれしいです。
アカバナユウゲショウ
明治時代に日本に入ってきた花ですが、十数年前から学校周辺でもたくさん見られるようになりました。
かわいらしい花なのですが、関東から西日本にかけて在来種を脅かす存在になってきているようです。
ホタルブクロ
学校では2010年までゲンジボタルの飼育を行っていました。
6月の上旬には、一日に50~100匹のホタルが舞ってました。
その頃は、この花とホタルは学校の象徴的な存在だったのですが、今は一部の場所でひっそりと咲いています。
コウゾリナ
タンポポの花が終わった後は、ブタナとニガナとこのコウゾリナの花が見ごろになっています。
学校では7月ごろまでが見ごろです。
ノミノツヅリ
小さくて弱々しく見える花なのですが、乾燥したコンクリートのすき間から顔を出して花を咲かせる強いところも持っています。
名前は、小さな葉をノミの衣服に見立てたといわれています。
ヒメジョオン
一般的には「貧乏草」と呼ばれますが、4月頃から咲いているハルジオン同様に、たくさん集まって咲いているととても華やかに見える花です。
ユキノシタ
漢字の「大」の字のような花を咲かせています。
どちらかといえば日かげに生える植物なので、このようにきれいに咲いていても見落としてしまうこともあります。
コモチマンネングサ
外来種が多いマンネングサの中でもこの花は在来種といわれています。
葉の付け根に「むかご(子ども)をつけています。