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2023年10月

2023年10月20日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (219)

2023年10月20日

外を歩くと、どこからかキンモクセイの花が香る季節になりました。

つい先日までの猛暑が嘘のように秋のさわやかな空気に包まれた毎日です。

これから日に日に木々の葉が色づき、秋が深まっていくのを感じることができる気持ちの良い季節になりました。

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イヌタデ

生徒に聞くと、この花でおままごとをしたことがないと言います。

昔は、この植物を赤いお赤飯として遊んだものですが。

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ヒヨドリソウ

今まで学校内ではあまり見ることはなかったのですが、今年はグランドわきに突然生えてきました。

秋の七草のフジバカマに似ているので秋を感じることができる花のひとつですね。

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アキノノゲシ

ノゲシの名前がついていますが、春に咲くノゲシのなかまではなく、レタスに近いなかまと言われています。

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フユノハナワラビ

毎年前庭の雑木林の中にたくさん生えてきます。

先端に伸び出た胞子体からたくさんの胞子を飛ばします。

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クヌギのドングリ

山ではドングリが少ないといわれていますが、学校ではクヌギのドングリはたくさん落ちています。

でも、シイやカシのドングリは少ないようです。

2023年10月 9日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (218)

2023年10月9日

春に渡り廊下のガラス付近にアシナガバチが巣をつくりました。

巣を撤去することが難しい場所だったため、観察用として残しておきました。

そのアシナガバチの報告です。

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ハチの巣注意

生徒が窓を開けないように、注意書きをしていました。

ガラス越しに女王バチが卵を産んで働きバチが幼虫を育てるという姿をリアルに観察することができました。

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引越しした巣

8月下旬、巣をコガタスズメバチが2日間にわたって襲っていました。

50匹ほどのアシナガバチは、初めは抵抗していましたが、次第に抵抗をやめ、コガタスズメバチに巣を明け渡してしまいました。

その後1か月ほどするとアシナガバチは引越しをしてしまいました。

生徒たちは、アシナガバチの巣づくりから子育て、そしてコガタスズメバチとの戦いを通して、自然の厳しさ知る良い機会になりました。