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2023年9月

2023年9月30日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (217)

2023年9月30日

長かった猛暑も終わり、秋らしい季節になってきました。

気づけば最終下校時間は夕暮れとなり秋の虫たちの大合唱が始まっています。

日差しはまだまだ強いですが、これからどんどん季節が移り変わっていくことを感じられると思います。

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モッコクの実

目立つことがない実ですが、トリたちにとってはごちそうとのことです。

赤く熟す頃になるとなくなってしまいます。

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スベリヒユ

畑の脇などに普通に生える雑草として知られています。

東北地方ではおひたしにして食べるとのことです。

今度ぜひ食べてみたいと思います。

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ツルボ

草刈りが行われた後に突然花が咲き出す植物です。

学校のあちらこちらで咲いています。

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アカメガシワ

新しくできた土地に最初に生える代表的な先駆植物として教科書にも載っています。

コンクリートの割れ目やグラウンドの排水溝などからも顔を出しています。

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ノブドウ

実は食べられませんが、熟すといろいろな色に変化してきれいになります。

学校では熟す前に刈り取られてしまうことがほとんどです。

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ヤブラン

ちょっと暗めの雑木林の中で紫色の花を咲かせています。

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ハナミズキの実

秋の澄んだ青空によく映える実です。

春に咲く花と秋に実る実と、季節を通して楽しめる植物です。

2023年9月 4日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (216)

2023年9月4日

今年の夏は暑すぎたので、外を歩く機会がほとんどありませんでした。

生き物たちも暑さのためか、日中はあまり元気がなく、特に花は少なかったように思われます。

夏休みも終わり9月に入っても暑い日が続いています。

秋の生き物たちの姿がいつも通り観察できるか心配です。

 

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オミナエシ

中庭で黄色い花がきれいに咲いています。

漢字では「女郎花」と書くのであまり良く思われていませんが、それは江戸時代に遊女のことをこのように呼んだため、本来は高貴な女性のことを表す言葉のようです。

この花のおしとやかなところを考えると、品の良い女性を意味することがよくわかります。

 

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トチの実

中庭や駐車スペースなどいたるところに植えてあるトチノキの下に落ちています。

大きな栗のようでおいしそうに見えますが、あくが強くてとても苦い味です。

 

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ベニバナボロギク

ボロギクのなかまの花は、つぼみの状態から開花することなく受粉をするようです。

 

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ミズヒキ

花を上から見ると赤く見え、下から見ると白く見えることから、お祝いごとに用いる紅白の水引のようだと名前が付きました。

 

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セミの抜け殻

メタセコイアに毎年たくさんの抜け殻がついています。

今年はミンミンゼミとアブラゼミばかりで、ツクツクボウシやヒグラシ、ニイニイゼミなどはあまり見あたりませんでした。

生徒に集めさせたところ、短時間で250個の抜け殻を集めていました。

 

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ヒイロタケ(?)

雑木林の中を歩いていたら、朽木の上に目立ったキノコを見つけました。

キノコにはあまり詳しくないのでわかりませんが、傘の裏側の特徴からヒイロタケというキノコではないかと思います。