共立二中高の自然がいっぱい2 (220)
2023年12月4日
高校1年の生物基礎では「生物の多様性と生態系」の分野を学んでいます。
この章では植物の名前がたくさん出てくるため生徒は苦労するところです。
私たちの学校では教科書や問題集に掲載された植物を直接観察ことがでるため、試験前に学習するときにも役立ちます。
今回は学校内に生えている教科書・問題集に出てくる植物紹介の1回目です。
「森林の階層構造」で出てくる植物
モチノキ
ヤブツバキとともに森林の階層構造に出てくる亜高木層の樹木です。
厚みのある葉をもち、赤い実がなります。
ヒサカキ
森林の中でひっそりと生える低木層の樹木です。
林床は光があまり入らないため薄暗いですが、そのような中でもちゃんと光合成ができる能力を持ちます。
アオキ
こちらも低木層の代表です。
雑木林の林床にはこの木がたくさん生えていて、時期になると赤い実をつけます。
「バイオーム」で出てくる植物
トウヒ
北海道などの亜寒帯地域ではエゾマツやトドマツなどの針葉樹が優占種となります。
見た目では区別がつかないトウヒもこのなかまに含まれます。
アラカシ
シイ、タブとともに照葉樹林の極相林として掲載されています。
学校内にはアラカシの他にシラカシもあります。