共立二中高の自然がいっぱい2 (231)
2024年6月18日
夏休みまであと1カ月ほどになってきました。
日差しの強さや湿度の高さは夏そのものです。
外を歩くのも汗だくになる季節です。
でも生き物たちの生き生きとした姿が観察できるこの期間にたくさんの自然に出会ってほしいと思います。
アカメガシワ
ほかの植物が生育できないところでも生えることができる先駆植物として授業では教えていますが、花に注目したことはありませんでした。
意外ときれいな花なので驚きました。写真は雄花になります。
ネジバナ
毎年芝生の中から顔を出してくれています。
右巻きと左巻きの両方があるところが面白いところです。
ミヤコグサ
スクールバス停付近の芝生の中に生えていました。
鮮やかな黄色い花が太陽の光を反射してまぶしいくらいでした。
ナツツバキ
日本の沙羅双樹として親しまれている植物です。
花は一日で落ちてしまいますが、地面に落ちた花々を眺めるのも風情があってよいものです。
マツバウンラン
背の高さは30cmほどありますが、花が小さいためあまり目立たない植物です。
近づいて見てみるとかわいらしい花が観察できます。
ムシトリナデシコ
花の付け根がべとべとしているので、そこに虫をくっつけて花の栄養にしてしまうと思われがちですが、実際はアリなどの昆虫が地面からはい上がってくるのを防いでいるだけといわれています。
ふつうはもう少し背が高くなるのですが今年は背が伸びないで花が咲いてしまったようです。