自然 Feed

2017年12月 4日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (118)

2017年12月4日

12月に入り、少しずつ冬将軍が近づいてきました。

木々の葉は、紅葉から落葉に変わり、足元では風に吹かれたいろいろな種類の落ち葉が音を立てて騒いでいます。

寒さの中でも自然が作り出す情景が、心の安らぎを与えてくれます。

 

Photo

マユミ

この季節は葉も実も落ちて、なくなっていてよいのですが、まだ頑張っていました。

幹は強くてよくしなる性質のため、弓の材料になったことからこのように呼ばれているようです。

 

Photo_2

Photo_3

カラスの知恵

駐車スペースには毎日カラスがいます。

突然飛び立ち、空高くから何かを落としています。

トチの実を落として割って食べているのです。

トチの実はあくが強く、そのままでは食べられるものではありませんが、カラスにはその味がわからないようです。

駐車スペースにはこのような食べかすがたくさん落ちています。

 

Photo_4

学校の前の紅葉

学校の門まで100m程手前の道です。

道の両側は本校の敷地で、スクールバスで毎日通る道です。

この季節はこの辺りで、生徒や一般の方々が写真を撮っている姿をよく見かけます。

 

Photo_5

落ち葉を追いかける生徒

自然の写真を撮るために歩いていたら、生徒がケヤキの木から落ちてくる葉を追いかけていました。

少しほのぼのできた瞬間でした。

2017年11月 4日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (117)

2017年11月4日

10月は例年になく雨が多く、1か月のうち23日間も雨の日があったようです。

しかし11月に入り、すがすがしく秋らしい天気となりました。

気づけばサクラやナツツバキの葉も色づいて、落葉し始めています。

もう少しすれば、カエデやコナラなどの落葉樹も紅葉し、学校内の彩はこれからどんどんと華やかになっていくことでしょう。

 

Photo

コメヒシバ

サクラやコブシが多い雑木林の中の林床を覆うように生えています。

誰も注目せず、嫌われる雑草ですが、朝日が当たると一面が輝き、自然が作り出す美しさを見せてくれます。

 

Photo_2

ヤクシソウ

花の少ないこの季節に、黄色い花が季節感を出してくれます。

名前の由来は分かっておらず、何かの薬になるわけではないようです。

 

Photo_3

カキ

学校内には何本かのカキの木があります。

食べるとおいしいものもありますが、ほとんどがおいしくありません。

よって、毎年このカキの皮をむき、干しておきます。

するといつの間にか生徒が食べてなくなっています。

 

Photo_4

カブトムシの幼虫

毎年落ち葉や枯れ枝を集めておく所にカブトムシが卵を産みます。

今年もたくさんのカブトムシの幼虫が育っています。

スコップで掘ったときに大きな幼虫が突然出てくると、驚いてしまうこともあります。

 

Photo_5

アメリカイヌホウズキ

誰も注目してくれない雑草の中の一つです。

よく見ると、ナスのような花に、小さな実がたくさんついています。

実はこの後、黒くなっていきます。

 

Photo_6

ワタ

中庭の生徒会役員が植えたワタの収穫はほとんど終わったようですが、ファームには収穫されずにいるものがあります。

ワタがどのようになるのかを知らない生徒も多くいて、植えているだけでも勉強になります。

2017年10月10日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (116)

2017年10月10日

先日、ある生徒が「空がきれいになりましたね」と言っていました。

秋は何となく寂しさがある季節ですが、見るもの、感じるものすべてがきれいな時季でもあります。

きっと生徒たちも日本の秋の素晴らしさを感じてくれていることと思います。

 

Photo

ミズキの花茎

ハイゴケの上にミズキの花茎が落ちていました。

遠くから見ると緑のじゅうたんから赤い何かが顔を出しているように見えました。

 

Photo_2

ハナミズキの実

青空に赤い実がよく似合います。

春は花を、秋には実を楽しませてくれています。

 

Photo_3

ツマグロヒョウモン

もともとは南国系のチョウなのですが、幼虫がバンジーの葉を食べるため、北にまで広がってきたといわれています。

一年に何回も発生するため、この時期に一番目にするチョウかもしれません。

 

Photo_4

ダンドボロギク

昨年まで何もなかったところに突然1.5m程の大きな草が生えてきました。

どのような花が咲くのかと待っていても、一向に咲きません。

気づけば花が咲かないまま種子が花咲いていました。

 

Photo_5

コムラサキシキブ

自然に生えてきたムラサキシキブにはあまり実がつかないのですが、園芸用のコムラサキシキブは今が一番きれいな時期ではないでしょうか。  

 

Photo_6

アカボシゴマダラ

もともと日本には奄美諸島などの南の島に生息しているだけでしたが、ここ十数年で関東にたくさん見られるようになったチョウです。

現在、関東にみられるものは、中国から人為的に持ち込まれたものと言われています。

2017年10月 4日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (115)

2017年10月4日

秋のさわやかな風が気持ち良い時期です。

生徒会活動の一つとして前庭や中庭に植えた綿の実が開き始めています。

綿がどのようにしてできるのか知らない生徒も多くいます。

綿がはじけている姿を初めて見たときは、みんな驚きの表情を見せてくれます。

何事も見て感じることが大切なことだと改めて感じます。

 

Photo

クサギ

葉のにおいをかぐと、くさいことから名前が付けられたようですが、かぐ人によっては良いにおいと感じるようです。

赤いがくの中央に、紫色の実がついている独特の姿は目を引くものがあります。

 

Photo_2

ミズヒキ

この植物を立ってみると赤い花が咲いていて、座ってみると白い花が咲いているように見えます。

花は上と下で色が違っているのです。

この赤と白の色から、お祝いの時などに使う水引から名前が付いたようです。

 

Photo_3

チジミザサ

この植物が生えているところに近寄ると、靴下やズボンにべとべとの種子がたくさんついて、

なかなか取れない経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

秋はひっつき虫の宝庫です。

 

Photo_4

カラスノゴマ

実ができると、そこからゴマのような種子がはじけるといわれています。

しかし、カラスとあるので食用には適さないでしょう。

 

Photo_5

クリ

ヤマグリの収穫時期になりました。

強風の日の次の日が最適です。

今年の実はそれほど多い年ではないようです。早めの収穫が良いでしょう。

2017年9月19日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (114)

2017年9月19日

生徒の下校時刻になると木々の中からアオマツムシの涼しげな音が聞こえてくるようになりました。

また、草かげからもコオロギなどの秋の虫たちの合唱が響き渡ります。

まだまだ暑い日があっても、生き物たちは既に秋の衣替えをしていることがわかります。

当たり前のことですが、この季節の移り変わりを肌で感じることで、私たちの心も成長していきます。

 

Photo

マルバルコウソウ

少し傾いた秋の陽ざしの中で、鮮やかなオレンジ色が映える花です。

花はきれいなのですが、この植物も外来のもので、いずれは問題になってくると思われます。

 

Photo_2

ヨウシュヤマゴボウ

ブドウの房のようにたくさん実がなっています。

ブドウのようにおいしそうにも思えますが、この植物は毒草です。

根はまっすぐに深く伸びているため、抜こうとしてもなかなか抜けません。

 

Photo_3

ツルボ

草刈り後に突然花が出てくる植物です。

たくさん生えている姿は、楽しそうに感じられます。

 

Photo_4

オニドコロ

先月に花を紹介しましたが、その実はこのように大きなものとなります。

葉を見れば誰でも一度は見たことがある植物だと思います。

草刈りの時に、つるが絡んで大変な思いをした方もいるのではないでしょうか。

2017年9月 9日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (113)

2017年9月9日

秋風が吹く日が少しずつ多くなり、朝の陽ざしが「暑い」から「暖かい」に変わってきました。

秋という言葉はなぜか、せつない気持ちになりがちです。

わくわく感のある春と対照的な秋の学校の自然をお届けします。

 

Photo

ハギ

万葉集では一番多く詠まれている花です。

中庭には、生徒たちが秋を感じることができるように秋の七草が植えられています。

その中でもこの花は、学校に秋の訪れを告げる花の一つとしてその役割を果たしています。

 

Photo_2

オミナエシ

花言葉は「美人」です。

漢字では「女郎花」と書きますが、本来は、花が美女を圧倒するほど美しいので「女圧し」と書くようです。

 

Photo_3

オトコエシ

オミナエシに対してつけられた名前と言われています。

オミナエシはその美しさから万葉集でも何首も詠まれているようですが、オトコエシはあまり歌にはならないようです。

ほとんど人が入らない雑木林の中で、静かに咲いていました。

 

Photo_4

カナムグラ

万葉集において「ムグラ」、「ヤエムグラ」と詠まれている植物は、このカナムグラのことのようです。

生い茂っている様子を「ムグラ」というようで、場所によっては手が付けられないほどになってしまうことも。

この植物を歌にする昔の人の心の広さに感心します。

2017年9月 7日 (木)

ファーム教育の紹介

Photo

本校では、技術家庭科や食育の授業とコラボして、ファーム教育を実践しています。

今回inter-edu.で「五感をはぐくむ共立女子第二のファーム教育」として紹介していただきましたので、ぜひご覧ください。

こちらをクリック

2017年8月31日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (112)

2017年8月31日

長くて短かった夏休みも終わりとなります。

今年の夏休みは雨の日が多く、海やプール、それに山登りと少し物足りなかったのではないでしょうか。

2学期になると秋もどんどんと感じることができるようになっていきますが、生き物たちはもうすでに秋の装いになっていますmaple

これからは日々、季節の移り変わりを肌で感じることができる楽しみな時季ですねhappy02

 

Photo

ヌスビトハギ

種子の形が盗人の足跡に似ていることからつけられた、萩に似た花をつける植物です。

秋の訪れを感じさせる花の一つです。

 

Photo_2

ツユクサ

春先から秋にかけてと長い期間の花期がありますが、この時期の花は特にきれいに咲いているように感じます。

 

Photo_3

ヤブラン

一般的には観賞用に植えられているものをよく見かけますが、学校の雑木林では自然と生えてきたものばかりです。

日かげを好んで生えています。

 

Photo_4

オニドコロ

ヤマノイモと同様に、他の植物に巻き付いて迷惑がられる植物ですが、今はかわいらしい花を咲かせています。

 

Photo_5

フユノハナワラビ

いつもは冬に紹介している植物ですが、芽は今頃から出始めます。

シダのなかま独特の芽の出方ですね。

2017年7月26日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (111)

2017年7月26日

夏休みに入り、毎日のように30℃を超す日が続いています。

校舎から外に出るとアブラゼミの鳴き声が響き渡り、じりじりと夏の太陽に照らされます。

そのような夏本番の学校の自然をお届けします。

 

Photo

ハキダメギク

マリーゴールドの花を押しのけて、ハキダメギクの花が咲き誇っています。

かわいそうな名前を付けられた花ですが、明治に入ってから日本に定着した花です。

 

Photo_2

タケニグサ

竹のように茎の中が空洞になっているから「竹似草」。

または、竹と一緒に煮ると竹が軟らかくなることから「竹煮草」と言われています。

手を加えていない草地に生える毒草です。

 

Photo_3

コムラサキシキブ

秋に紫色の実をつけると名前の由来がよくわかります。

雑木林の中にはムラサキシキブも生えています。

 

Photo_4

ギンヤンマの抜け殻

ビオトープからはいろいろなトンボが羽化しています。

ギンヤンマも毎年羽化しています。

 

Photo_5

ムラサキエノコロ

ネコジャラシのなかまにもいろいろあります。

普通のネコジャラシ(エノコログサ)と比べると、穂の先がムラサキ色になっています。

 

Photo_6

オミナエシ

夏の花を紹介しているのにもかかわらず、秋の七草です。

夏休みに入ったばかりですが、中庭に植えられた秋の草花が次々に咲き出しています。

 

Photo_7

アメリカオニアザミ

外国から入ってきた葉に鋭いとげを持つアザミです。

花も種子も豪快です。ファーム周辺ではどんどん増えています。

2017年7月 6日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (110)

2017年7月6日

日に日に気温も上がってきて、雑木林を歩いていると蚊がたくさん寄ってくるようになりました。

蚊にとっては子孫を残すために動物の血の成分は欠かすことができない大切なものなのですが、こちらとしては迷惑な話です。

蚊に刺されることも自然の一つと考えるしかないのでしょうね。

でも、刺された場合は学校に生えている薬草がよく効きます。

 

Photo

ノアザミ

アザミにもいろいろな種類がりますが、どれも葉にとげがあり、歩いているとき足にとげがささり痛い思いをすることがあります。

 

Photo_2

ゼンマイ

山菜として有名ですが、学校内の所々に生えてきます。食用になる植物は学校内に数多く生えています。

 

Photo_3

リョウブの花

普段は何の特徴もない木ですが、この時期には白い花をつけ、人一倍目立つようになります。

若い葉は食用になるようで、平安時代より飢饉のとき用の保存食として利用したようです。

 

Jpg

ラベンダー

中庭などにはラベンダーの花が咲いています。

茎を折ってにおいをかぐと、とても良い香りがします。

学校に来る機会があれば、ぜひやってみてください。

 

Photo_4

アレチマツヨイグサ

これからの季節はこの花があちらこちらでたくさん咲きだします。

「月見草」と呼ばれるなかまになります。

花の色からすると違うように感じますが、「アカバナ科」のなかまです。

 

Photo_5

ワルナスビ

外国から入ってきた繁殖力の強い植物で、とげがあるので触ると痛く、食べると中毒症状を起こすといわれています。

悪いことばかりですね。