自然 Feed

2017年10月 4日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (115)

2017年10月4日

秋のさわやかな風が気持ち良い時期です。

生徒会活動の一つとして前庭や中庭に植えた綿の実が開き始めています。

綿がどのようにしてできるのか知らない生徒も多くいます。

綿がはじけている姿を初めて見たときは、みんな驚きの表情を見せてくれます。

何事も見て感じることが大切なことだと改めて感じます。

 

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クサギ

葉のにおいをかぐと、くさいことから名前が付けられたようですが、かぐ人によっては良いにおいと感じるようです。

赤いがくの中央に、紫色の実がついている独特の姿は目を引くものがあります。

 

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ミズヒキ

この植物を立ってみると赤い花が咲いていて、座ってみると白い花が咲いているように見えます。

花は上と下で色が違っているのです。

この赤と白の色から、お祝いの時などに使う水引から名前が付いたようです。

 

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チジミザサ

この植物が生えているところに近寄ると、靴下やズボンにべとべとの種子がたくさんついて、

なかなか取れない経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

秋はひっつき虫の宝庫です。

 

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カラスノゴマ

実ができると、そこからゴマのような種子がはじけるといわれています。

しかし、カラスとあるので食用には適さないでしょう。

 

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クリ

ヤマグリの収穫時期になりました。

強風の日の次の日が最適です。

今年の実はそれほど多い年ではないようです。早めの収穫が良いでしょう。

2017年9月19日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (114)

2017年9月19日

生徒の下校時刻になると木々の中からアオマツムシの涼しげな音が聞こえてくるようになりました。

また、草かげからもコオロギなどの秋の虫たちの合唱が響き渡ります。

まだまだ暑い日があっても、生き物たちは既に秋の衣替えをしていることがわかります。

当たり前のことですが、この季節の移り変わりを肌で感じることで、私たちの心も成長していきます。

 

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マルバルコウソウ

少し傾いた秋の陽ざしの中で、鮮やかなオレンジ色が映える花です。

花はきれいなのですが、この植物も外来のもので、いずれは問題になってくると思われます。

 

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ヨウシュヤマゴボウ

ブドウの房のようにたくさん実がなっています。

ブドウのようにおいしそうにも思えますが、この植物は毒草です。

根はまっすぐに深く伸びているため、抜こうとしてもなかなか抜けません。

 

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ツルボ

草刈り後に突然花が出てくる植物です。

たくさん生えている姿は、楽しそうに感じられます。

 

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オニドコロ

先月に花を紹介しましたが、その実はこのように大きなものとなります。

葉を見れば誰でも一度は見たことがある植物だと思います。

草刈りの時に、つるが絡んで大変な思いをした方もいるのではないでしょうか。

2017年9月 9日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (113)

2017年9月9日

秋風が吹く日が少しずつ多くなり、朝の陽ざしが「暑い」から「暖かい」に変わってきました。

秋という言葉はなぜか、せつない気持ちになりがちです。

わくわく感のある春と対照的な秋の学校の自然をお届けします。

 

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ハギ

万葉集では一番多く詠まれている花です。

中庭には、生徒たちが秋を感じることができるように秋の七草が植えられています。

その中でもこの花は、学校に秋の訪れを告げる花の一つとしてその役割を果たしています。

 

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オミナエシ

花言葉は「美人」です。

漢字では「女郎花」と書きますが、本来は、花が美女を圧倒するほど美しいので「女圧し」と書くようです。

 

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オトコエシ

オミナエシに対してつけられた名前と言われています。

オミナエシはその美しさから万葉集でも何首も詠まれているようですが、オトコエシはあまり歌にはならないようです。

ほとんど人が入らない雑木林の中で、静かに咲いていました。

 

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カナムグラ

万葉集において「ムグラ」、「ヤエムグラ」と詠まれている植物は、このカナムグラのことのようです。

生い茂っている様子を「ムグラ」というようで、場所によっては手が付けられないほどになってしまうことも。

この植物を歌にする昔の人の心の広さに感心します。

2017年9月 7日 (木)

ファーム教育の紹介

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本校では、技術家庭科や食育の授業とコラボして、ファーム教育を実践しています。

今回inter-edu.で「五感をはぐくむ共立女子第二のファーム教育」として紹介していただきましたので、ぜひご覧ください。

こちらをクリック

2017年8月31日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (112)

2017年8月31日

長くて短かった夏休みも終わりとなります。

今年の夏休みは雨の日が多く、海やプール、それに山登りと少し物足りなかったのではないでしょうか。

2学期になると秋もどんどんと感じることができるようになっていきますが、生き物たちはもうすでに秋の装いになっていますmaple

これからは日々、季節の移り変わりを肌で感じることができる楽しみな時季ですねhappy02

 

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ヌスビトハギ

種子の形が盗人の足跡に似ていることからつけられた、萩に似た花をつける植物です。

秋の訪れを感じさせる花の一つです。

 

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ツユクサ

春先から秋にかけてと長い期間の花期がありますが、この時期の花は特にきれいに咲いているように感じます。

 

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ヤブラン

一般的には観賞用に植えられているものをよく見かけますが、学校の雑木林では自然と生えてきたものばかりです。

日かげを好んで生えています。

 

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オニドコロ

ヤマノイモと同様に、他の植物に巻き付いて迷惑がられる植物ですが、今はかわいらしい花を咲かせています。

 

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フユノハナワラビ

いつもは冬に紹介している植物ですが、芽は今頃から出始めます。

シダのなかま独特の芽の出方ですね。

2017年7月26日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (111)

2017年7月26日

夏休みに入り、毎日のように30℃を超す日が続いています。

校舎から外に出るとアブラゼミの鳴き声が響き渡り、じりじりと夏の太陽に照らされます。

そのような夏本番の学校の自然をお届けします。

 

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ハキダメギク

マリーゴールドの花を押しのけて、ハキダメギクの花が咲き誇っています。

かわいそうな名前を付けられた花ですが、明治に入ってから日本に定着した花です。

 

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タケニグサ

竹のように茎の中が空洞になっているから「竹似草」。

または、竹と一緒に煮ると竹が軟らかくなることから「竹煮草」と言われています。

手を加えていない草地に生える毒草です。

 

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コムラサキシキブ

秋に紫色の実をつけると名前の由来がよくわかります。

雑木林の中にはムラサキシキブも生えています。

 

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ギンヤンマの抜け殻

ビオトープからはいろいろなトンボが羽化しています。

ギンヤンマも毎年羽化しています。

 

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ムラサキエノコロ

ネコジャラシのなかまにもいろいろあります。

普通のネコジャラシ(エノコログサ)と比べると、穂の先がムラサキ色になっています。

 

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オミナエシ

夏の花を紹介しているのにもかかわらず、秋の七草です。

夏休みに入ったばかりですが、中庭に植えられた秋の草花が次々に咲き出しています。

 

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アメリカオニアザミ

外国から入ってきた葉に鋭いとげを持つアザミです。

花も種子も豪快です。ファーム周辺ではどんどん増えています。

2017年7月 6日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (110)

2017年7月6日

日に日に気温も上がってきて、雑木林を歩いていると蚊がたくさん寄ってくるようになりました。

蚊にとっては子孫を残すために動物の血の成分は欠かすことができない大切なものなのですが、こちらとしては迷惑な話です。

蚊に刺されることも自然の一つと考えるしかないのでしょうね。

でも、刺された場合は学校に生えている薬草がよく効きます。

 

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ノアザミ

アザミにもいろいろな種類がりますが、どれも葉にとげがあり、歩いているとき足にとげがささり痛い思いをすることがあります。

 

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ゼンマイ

山菜として有名ですが、学校内の所々に生えてきます。食用になる植物は学校内に数多く生えています。

 

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リョウブの花

普段は何の特徴もない木ですが、この時期には白い花をつけ、人一倍目立つようになります。

若い葉は食用になるようで、平安時代より飢饉のとき用の保存食として利用したようです。

 

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ラベンダー

中庭などにはラベンダーの花が咲いています。

茎を折ってにおいをかぐと、とても良い香りがします。

学校に来る機会があれば、ぜひやってみてください。

 

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アレチマツヨイグサ

これからの季節はこの花があちらこちらでたくさん咲きだします。

「月見草」と呼ばれるなかまになります。

花の色からすると違うように感じますが、「アカバナ科」のなかまです。

 

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ワルナスビ

外国から入ってきた繁殖力の強い植物で、とげがあるので触ると痛く、食べると中毒症状を起こすといわれています。

悪いことばかりですね。

2017年6月23日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (109)

2017年6月23日

夏至の日からやっと梅雨らしくなってきました。

梅雨はうっとうしくてあまり好きになれない時期ですが、生き物たちにとってはとても大切な時期です。

植物はもちろん、その植物を食べている動物の生活にも大きく影響します。

1か月以上続くこの季節があるからこそ、生態系が保たれて日本独特の自然ができるのです。

そのように考えると、じめじめしたこの季節も悪くはないのではないでしょうか。

 

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ムラサキカタバミ

どこからか園芸用の種が飛んできたのでしょうか。

他の植物が生えないような乾燥した土の上に生えていました。

これから何年かしたらどんどんと勢力を伸ばしていくのでしょうね。

 

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ヒメコウゾの実

写真を見ると美味しそうな実に見えます。

実際に食べてみても美味しいです。

今年はこの他の植物でも、実をたくさんつけたものが多くみられました。

 

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ニワゼキショウの実とネジバナ

1か月ほど前は、芝生の中でたくさんの花を咲かせていましたが、今は丸くてかわいらしい実になっています。

ネジバナに次の季節を譲ったといったところでしょうか。

 

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イトトンボのヤゴ

7号館の実験棟の裏側にあるビオトープでは、これからたくさんの種類のトンボが羽化します。

トンボの他にもトビケラやヘビトンボなどの多くの水生昆虫が生活しています。

 

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カマキリの幼虫

秋になるまで小さな虫を捕まえて大きく成長していきます。

今はまだ1,2㎝ほどしかありませんが、これから日に日にたくましくなっていくことでしょう。

 

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ヤマアカガエルの子どもとオタマジャクシ

2月にふ化したヤマアカガエルのオタマジャクシがどんどんカエルになっています。

ビオトープの周りには飛び跳ねている小さなカエルがいます。

池の中にいるオタマジャクシも、あしが生えて、数日後にはまだ経験したことのない陸上の生活を迎えます。

 

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セイヨウミヤコグサ

旧校舎があった場所には草原が広がっています。

その草原にいち早く侵入してきた植物の一つがこの花です。

花の時期になると、地面を黄色く染めてとてもきれいです。

2017年6月 1日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (108)

2017年6月1日

今生徒たちは、今週末に行われる体育大会に向けて、毎日最終下校まで練習を重ねているため、学校内は活気に満ちあふれています。

そのような放課後のある日、グランドから生徒の大きな声が聞こえてきている中庭に出てみると、アナグマがオオシマザクラの実を食べに来ていました。

カメラを構える前にこちらに気づいて駆け足で逃げていきました。

お腹がすいて夜まで待てなかったのでしょうか。

ずんぐりむっくりとした大きなお尻を左右に振りながら逃げていく姿はとても可愛く、愛らしさを感じました。

 

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チガヤ

これから夏に向かっていくこの時期に、秋のような姿をして生えています。

穂が出る前に食べるとおいしいそうです。

 

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スイカズラ

咲き始めは白色の花が咲きます。

でも時間が経つにつれて次第に黄色に変化していくようです。

そのため、白色と黄色の花がミックスされてよりきれいに見えます。

花を摘んで蜜を吸うことができることからこのような名前になったようです。

 

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オオシマザクラの実

アナグマが食べにくるだけあり、熟した実を食べると甘酸っぱくてとても美味しいです。

この1、2週間が食べ頃ではないでしょうか。

 

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クワの実

昔はこの実をおやつ代わりにしたようですが、今の時代はお菓子が豊富にあるので食べたことがない生徒が増えています。

学校では誰でも自由にとって食べてもいいのですが、あまり食べている姿を見たことがありません。もったいない。

 

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タケウチトゲアワフキ

シナノキに並んでついている姿は不思議に見えます。

とげを持っているためツノゼミと間違えてしまいます。

栃木県ではレッドデータブックに記載されているようです。

 

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ウツギ

漢字では「空木」と書くように、茎が中空になっています。

学校のあちらこちらで咲いているのですが、その花に注目している生徒はほとんどいないようです。

2017年5月24日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (107)

2017年5月24日

今年度最初の定期考査も終了し、生徒たちは次の行事である体育大会に向けて活発に活動を始めています。

それに負けずに生き物たちも、強い日差しを浴びながら、生き生きと活動をしています。

これから一年の中で生き物たちは、一番活動的になる季節となります。

 

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コメツブツメクサ

まるで芝生が黄色い花を咲かせたように、中庭の芝生は黄色く染まっています。

この花を注目してみる人もあまりいませんが、じっくりと観察すると、シロツメクサのような花で親しみもわいてきます。

 

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コバンソウ

小判のような実がなり、太陽に照らされるとその名のように金色に輝いて見えます。

たくさんあるとお金持ちになった気分にさせてくれます。

 

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スズメノエンドウ

カラスノエンドウよりも小さな花をつけるため、実もかわいらしいものばかりです。

雑草として迷惑がられるのは不思議なくらいです。

 

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アメリカフウロ

ファームの周りでは、毎年たくさんこの花が咲きます。

昭和初期に外国から入ってきたといわれていますが、荒れた草むらにはよく見られるようになりました。

 

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コウゾリナ

今の時期から夏にかけてよく咲いているのが観察されます。

黄色い花はいろいろな種類がありますが、見分け方は葉を見ればわかります。

花だけ見るとみんなタンポポに見えてしまいますが。