自然 Feed

2017年1月21日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (98)

2017年1月21日

昨日から大寒です。

大寒は二十四節気で冬の最後となる期間(または日)です。

この期間を過ぎれば立春となり春がやってきます。

春になれば、このブログからも華やかな写真をお送りできると思います。

もうしばらくお待ちください。

 

Photo

けもの道

落葉し、草も枯れ始めて、今まで見えなかったものが見えてくるということがたくさんあります。

これもその中のひとつです。

少しわかりにくいですが、ラディファームの周りの草原では、下までずっと続くけものが通った道ができていました。

 

Photo_2

ハイゴケ

寒い冬でも緑を絶やさずにいるものの中にコケがあります。

このコケは最近流行っている「こけ玉」を作るのに適していて、文化祭では野外研究部の人気企画になっています。

 

Photo_3

モグラ塚

これも冬によく観察される光景です。

寒い時期はえさが少ないためか、新たにトンネルを掘ることが多いようです。

そのため、このような塚がたくさん見られます。

地面の下にはどのような世界が広がっているのでしょうか。

 

Photo_4

ヒイラギ

ヒイラギといえばクリスマス、それとも節分のどちらを連想しますか。

節分には枝にイワシの頭を刺して鬼が家に近づかないようにしますが、今それをやる家庭も少なくなりました。

学校のヒイラギはトリが種子を運んできたのか、いつの間にか生えてきたものです。

意外と知られていないのですが、葉のトゲトゲは木が大きくなるにつれて、なくなっていきます。

2017年1月11日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (97)

2017年1月11日

新しい年を迎え、お正月に届いた年賀状には「新春」と書かれていました。

でも、北風が冷たく感じられ、春にはまだまだといった感じでしょうか。

ところが、始業式が終わり、学校内を散歩していたら、春を感じる生き物たちに出会いました。

やっぱり春は来ていたんですね。

 

Photo

ウメ

いつもは1月の下旬から2月上旬に花が咲きますが、今年はもう咲き始めていました。

今までで一番早く咲いたのではないでしょうか。

 

Photo_2

ボケ

早い種類では11月頃から咲いていますが、学校内のものは普通2月頃に咲き始めます。

今年はもう咲き出してしまいそうな勢いです。

 

Photo_3

菜の花

菜の花はアブラナ科アブラナ属の花のことで一種類ではありません。

「野菜の花」という意味から菜の花と呼ばれるようになったとも言われています。

 

Photo_4

クチナシの実

食品の着色剤としても利用される実ですが、実は熟しても割れないことから「口が無い」と言われるようになったようです。

2016年12月19日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (96)

2016年12月19日

明日は終業式です。

生徒たちは明日で2学期も終わり、明後日から冬休みとなります。

冬休みにはイベントがたくさんあります。

クリスマスにお正月、家の大掃除におせち作りなどなど。

家の人にとっては忙しく大変な日々ですが、生徒たちにとってはサンタさんからのプレゼントやお年玉ももらえる楽しみな期間です。

でもあまり楽しみすぎて、新学期に宿題を忘れたなんてことにならないようにして欲しいですね。

 

Photo_6 Photo_7

タカサゴユリ

枯れた花の中には、たくさんの種子が入っています。

この種子が春に発芽すると、その年には花をつけるという、とても成長が早いユリの仲間です。

 

Photo_8

ウバユリの種子

花は夏に咲きますが、この時期はたくさんの種子を撒き散らします。

ユリのなかまは単子葉類なので、葉が平行脈になるはずなのですが、ウバユリは双子葉類のように網状なのです。

 

Photo_9

ギシギシ

変な名前の植物です。

名前の言われはいろいろあるようですが、茎と茎をすり合わせるとギシギシなるなど、音に関する言われが多いようです。

緑の少ないこれからの季節に地面を緑に染めてくれます。

 

Photo_10

壁面に生えるコケ

両側にある壁面を注意深く見てみると、道を挟んで左右でコケの生え方が大きく異なっています。

コケが生活するには湿気が必要ですので、道を挟んで左側は、太陽の光が当たらないのでコケだらけになったのでしょうね。

 

Photo_11

ヘクソカズラの実

「早乙女花」と言われるように、夏の間はかわいらしい花をつけていますが、手にとって見るとその匂いに驚かされます。

このにおいは枯れても続きます。

写真ではにおいを紹介できないのが残念です。

 

Photo_12

マンリョウ

お正月にはマンリョウやセンリョウといった赤い実がなるものを飾ります。

日本では縁起の良い植物ですが、アメリカでは外来生物として駆除されているようです。

2016年12月 6日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (95)

2016年12月6日

紅葉した木々から葉が舞い落ちて、地面の上に何種類もの葉が混ざり合い、その瞬間にだけにしか見られない彩りを作り出していきます。

寒い冬も楽しみ方ひとつで心が温まっていきます。

そのような心のゆとりも大切にしていきたいですね。

 

Photo

ミズキの落ち葉

茶色い落ち葉の上に、黄色のミズキの葉が彩りを添えてくれています。

思わず立ち止まって足元を見たくなります。

 

Photo_2

ホオの落ち葉

大きなホオノキの葉には抗菌作用があるので、昔の人は食料の保存やお皿として用いたようです。

 

Photo_3

雪虫

北国ではこの虫が飛ぶと1週間ほどで初雪が降るといわれています。

でもその正体はアブラムシ。

雪虫にはまだ不明な点が多く、その生態はよくわからないようです。

 

Photo_4

ヒガンバナの葉

花はよく知られていますが、今の時期の葉はあまり注目されないようです。

でも、ヒガンバナにとってはこの時期が一番大切なのです。

来年にまた花を咲かすことができるかどうかはこの時期の光合成によってどれだけ栄養をたくわえていけるかにかかっています。

 

Photo_5

サザンカ

サザンカと聞いて思い出すのは童謡の「たき火」ですね。

学校ではこの花が咲く時期に、理科授業で焼き芋を行います。

あるクラスが行うと、次から次へと私たちのクラスもやろうと生徒から要望が出てきます。

さて、今年はどのクラスが最初にやり出すでしょうか。

2016年11月25日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (94)

2016年11月25日

学校は「月夜峰」と呼ばれるところにあります。

この場所は、戦国時代に八王子城主、北条氏照が宴を催してお月見をしたところといわれています。

学校には、そのような時代から続く自然が今も残っています。

生徒は校舎から常にその自然を見て育っています。

この季節は紅葉がきれいに見られますので、校舎から見ることができる風景を紹介します。

 

Photo

教室からの風景

中学1年生や高校1,2年生は前庭側に教室があります。

常緑のクスノキの横にイロハモミジが紅く色づき、太陽の光が当たってきれいに見えます。

 

Photo_2

渡り廊下からの風景

教室から特別教室に移動するときは必ずこの渡り廊下を通ります。

生徒たちは、こんな風景が見えることが当たり前になっています。

 

Photo_3

理科演習室からの景色

北側校舎には特別教室があります。

この校舎の窓からは、中央道の先に奥多摩の山々が見えます。

 

Photo

高尾山方面を望んで

校舎の西側から高尾山方面を見るとファームも見られます。

2016年11月18日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (93)

2016年11月18日

教室の窓から景色をみると、澄んだ青空に色とりどりに紅葉した木々が見えます。

また耳を澄ますと、落ち葉が舞う時の小さな音が聞こえます。

このような教室では、自然と心が和んでいき、落ち着いた気持ちになっていきます。

今回は、秋の深まりとともに色づいた木々の葉を紹介します。

 

Photo_7

紅葉

紅葉といえばやはりカエデのなかまが一番ですね。

学校にはいろいろなカエデがありますが、種類だけでなく場所と日当たりなどで色づきが異なっています。

 

Photo

トウカエデ

日当たりの良い場所ではもう色づいていました。

これからどんどんと紅葉が進んでいくことと思います。

 

Photo_2

黄葉

もともと葉の中には黄色の色素と緑色の色素がありますが、普段は緑色の色素がたくさんあるため、黄色の色素はほとんど見えません。

寒くなると緑色の色素が分解され、今まで見えなかった黄色が見えて黄葉してくるのです。

このため、赤い色素を葉の中で合成する「紅葉」と、もとからあった色が見える「黄葉」は異なります。

 

Photo_3

クヌギ

クヌギの葉も色づき始めました。

クヌギはこの後、葉が枯れても落葉せず、新しい葉が出てくる春までしっかりと木についています。

 

Photo_4

ケヤキ

日当たりが良いところほど鮮やかな色を作り出しています。

 

Photo_5

ツタ

雑木林をよく見ると、木の幹にまきついたツタのなかまも紅葉をしています。

 

Photo_6

テイカカズラ

緑色の葉と赤色の葉が両方見られ、木の幹の彩りをきれいにしてくれています。

2016年11月11日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (92)

2016年11月11日

立冬も過ぎ、これから本格的な冬の到来となります。

授業での散歩も、寒さに耐えながら楽しい時間を過ごしています。

冬の訪れとともに空がきれいになり、雲もいろいろな形に変化していきます。

今回は学校内で観察される雲も紹介したいと思います。

 

Photo

高積雲

一般的には「ひつじ雲」と言います。

ヒツジが群れているようでかわいいですね。

この雲ができると、次の日の天気は良くないと言われています。

 

Photo_2

巻積雲

ひつじ雲より小さめの雲で「いわし雲」と言います。

ひつじ雲より小さいのは高いところにあるからです。

学校では飛行機が空高く飛んでいて、小さく見えることがありますが、

その高さ付近にできることが多い雲です。

 

Photo_3

巻雲

冬が近づいて空気が澄んでくると、この「すじ雲」が見えることが多くなります。

澄んだ青空にはとても似合う雲です。

 

Photo_4

チャ

お茶の花は寒くなると咲き出します。

学校ではあまり日が当たらない場所に生えています。

偶然にも雑木林の中で芽生えてしまったのでしょう。

 

Photo_5

ツリガネニンジン

花期はもう終わりに近づいているのですが、まだ頑張っていました。

名前の通り、釣鐘のような花です。

2016年10月25日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (91)

2016年10月25日

10月に入ってから学校行事が続き、忙しさのあまり、外の景色をあまり気にしない日々が続きました。

ふと気づくと秋も深まり、中庭のトチノキは落葉し始め、サクラの葉も色づいていました。

最終下校時間は暗くなり、生徒たちはコオロギの歌声を聴きながらスクールバスに乗車します。

生き物たちが冬支度を始めるちょっと寂しげなこの季節、外に出てさわやかな空気を、からだいっぱい吸い込んでみるのも良いものです。

 

Photo

ツルマメ

前回は花を紹介しましたが、今回は豆です。

大豆の原種といわれるだけあって、写真に撮るとエダマメのようです。

 

Photo_2

イヌタデ

おままごとで使う「あかまんま」です。

ひとつひとつはそれほどでもありませんが、群生すると地面を赤く染めて、秋の景色をつくり出してくれます。

 

Photo_3

コシオガマ

グランド脇の林の中でひっそりと咲いていていたため、気をつけて見ないと通り過ぎてしまいそうでした。

この花は光合成をしますが、その他にも植物の根に寄生して栄養をもらって生きています。

 

Photo_4

ヤクシソウ

だんだんと秋が深まっていく紅葉前のこの時期は、地味な色が多くなりますが、この花が秋の彩を鮮やかにしてくれます。

 

Photo_5

マメアサガオ

道端に小さな花を咲かせていました。

外国から入ってきた花ですが、だんだんと日本に定着してきているようです。

2016年10月13日 (木)

生物室で不思議な体験

Photo

生物室の水槽には、ドクターフィッシュがいます。

数年前の白亜祭の企画のために手に入れたものを飼育して増やしています。

休み時間や実験室を使うときなど、生徒は自由に手を入れて不思議な感触を味わっています。

受験生の皆さんも見学に来たときには勇気を出して体験してみてください。

2016年9月21日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (90)

2016年9月21

夏休みの後半から雨の日が続き、一日を通して雨が降らなかった日が何日あるのかと聞きたいくらいです。

夏の初めは発生数が少ないといわれた台風も、いざ発生すればそのほとんどが日本に近づくか上陸するという何といったらよいのかわからない気象です。

そんな天気につき合わされながら、自然はわからないことだらけなんだと改めて感じさせられています。

 

Photo_2

ツルマメ

日当たりの良いところでは一面を覆うほどに繁殖しています。

大豆の原種といわれ、よく見るとエダマメのようなさやがたくさんついています。

はるか昔の人々がおいしく食べられるように改良していってくれたので、今の大豆やエダマメがあるのですね。

 

Photo_4

チカラシバ

いくら力を出してもこの草を引き抜くことはできません。

名前の通りの草であることが実感できます。

 

Photo_5

ヒメクグ

かわいらしいクス玉のような穂がたくさんついていて、心を和ませてくれます。

迷惑な雑草のひとつとして考えられていますが、そんな草の一つ一つにも良さがあります。

 

Photo_6

イノコヅチ

秋の代名詞のようなひっつき虫のひとつです。

セーターにくっつけると取れなくて苦労した方もいるのではないでしょうか。

意外にも、そんな遊びを知らないという話を生徒からよく耳にします。

 

Photo_7

ヒガンバナ

お彼岸の頃になると突然この花が咲き始め、秋の彩を作り出してくれます。

花の時期には葉がなく、花の終わりから冬にかけて覆い茂るようになります。

 

Photo_8

ホトトギス

よくみると不思議な形の花ですね。

花や葉にある模様が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこのような名前になったようです。