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2010年7月

2010年7月22日 (木)

消えてしまいましたので短めに

せっかく長文を打ったのに、消えてしまったので昨日の練習を簡潔に述べます。

練習前には試合のビデオを見て、反省点を確認。ある選手は興味なさそうにしていた人もいますが、マネージャーも一緒に見ているのに、そういう選手がいたらうちに先はないなぁと思いながら、グラウンドへ。

本日はひたすら基礎練。パス、トラップ、シュート。この3つ。本当は個人技鍛えたいのですが。

トラップはパターンを増やし、シュートはインサイド、インステップ、ボレー4種類、ワンタッチからシュートを2種類やりました。それぞれ節目で30本決まったらという設定にしましたが、うちが得点できない理由がわかりました。30本決まったら次の練習と言ってから長い。シュート成功率がフリーでゴール前で2~3割。これでは厳しいですね。

まぁ今日も頑張りましょう。

暑いからこそ。

ブログ顧問は合宿前最後の練習です。明日は別の仕事で学校には来られないので、選手のみなさんを追い込みたいと思います。

2010年7月21日 (水)

オフのような自主練

昨日は夏の連戦明けのため、長いミーティングと自主練のみとなりました。

ミーティングでは合宿のことから説明を始め、いざ試合のDVDと思いきや流れない…。

キャプテンが持ってきてくれたDVDは残念ながら読み込むことができずに、見れませんでした。変わってブログ顧問が試合のフォーメーションでの良かった点、足りない点を普段の授業以上にしゃべり、眠くなりそうになる選手もいる中で、説明をしました。

まぁ昨日のブログでは、選手たちが自分たちの判断でフォーメーションを変えたと書きましたが、どうやらある選手は違ったようで、単に疲れて攻撃重視にしたようです。まぁ後ろの選手は自分たちのフォーメーションの変化に気づいてバランスを取れていたので問題ありませんが。それでも攻撃に出るとか考えてやっているならまだよかったです。

また、前線の動きで前の人数が変更になってもやることにかわるわけではないことも確認しました。正直、まだまだ選手たちはポジションを意識しているようですが。

そして、選手たちへの要求は、ポジションごとの動きではなく、全員の動きを知りなさいとしました。たとえばプレスの掛け方ひとつにしてもお互いの動きがわからないのに、自分の考えでいっても仕方がないということです。

ポジションの動きがわかればフォーメーションが変更になっても考えて動けます。

また、うちはスカウティングをやることはありません。選手がやりたければ自分達でやってほしいと思います。もちろん、対策などを取ればそれなりにやれます。ですが、選手が試合が始まってどう感じているかはこちらでは読み切れない部分のあるので、やった感触で攻撃的に行くのか、耐えるのか、どこから攻めるのかなどを考えられるようになってほしいと思っています。

要求はかなり高いですが、そうやって考えて対策できるようになれば、サッカー以外のことでも役立つようになるはずです。

今までよりもミーティングなども増えて大変になってはいますが、選手たちのサッカーに対する考え、取り組みも高まっているので、うまく結果につなげてやる顧問の責任を感じながら今日からの練習もやっていきたいと思います。

最後に自主練は体調がよくない選手以外はでていたようです。

1対1の練習をしているが、ドリブルがうまくできないので、1対1の練習にならないグループがあったり、フリーキックをひたすら練習していて、壁に当たるか心配していて、いざ壁を狙えば壁に当たらないとか…。それをじっと見つめる高校から始めた選手たち。

パスやトラップをひたすらやっている選手もいたりと工夫していました。

お互いいい刺激をし合って伸びていければいいと思います。

2010年7月20日 (火)

開幕から4試合終了。勝ち点ないけど、課題はたくさん、収穫はもっとたくさん。

昨日は真夏の2連戦の第2戦。

相手は国際高校でした。私がこの学校でサッカー部に関わってから始めて共立にきたのではないでしょうか?

さて、試合の方ですが負けました。0-2です。

当日になり、体調不良の選手が出てしまい、いつもと違うメンバーで試合となりました。とはいえ、そこまで今の共立には一人、二人変わっても問題はありません。もちろん、ベストメンバーを組めればいいですが、昨日の時点でのベストを組んでるわけで、それに対応できるようなメンバーを組みました。選手にも伝えましたが、こういうことはよくあります。男子と違って、体調の変化が大きな女子にとって無理をさせる方がよくないです(まぁ海外でプロを目指したい人は別ですが…)。

簡単に内容を説明すると前半は相手のボールコントロールのうまさに対応しきれず、前半の20分過ぎに相手をフリーにして、中田英寿選手のJデビュー戦並みのゴールを決められてしまいました。正直、この1点は覚悟していましたが、その直後左サイドを突破され、2失点目。これは完全にうちの集中が切れて、計算外の1点でした。

ただ、ハーフタイムに選手に大きく2つのことを言いました。

ひとつ目は後半はこっちから仕掛けて攻撃に出ること。攻撃に出て、負けるなら0-6で負けこい。逆にうちが先に点を取れば勝てる!と。

もう一つは体力的なことです。戦術的なことなので、控えますが、これが予想通りでした。

ちなみに、うちの選手が後半は輝きました。相手は選手を入れ替え、ポジションを変更したのか、疲れからフォーメーションが変わったのかはわかりませんが、うちはそれに対応して、選手が勝手にポジション、フォーメーション変更をしました。また、自分たちの体力をフルで使えるような動きを見せてくれました。

正直、私が共立に来て以来の軌跡が起こりました。昨日の試合は後半は特にどちらのチームも面白い試合だったのではないでしょうか?

ただ、うちのダイナミックなサッカーが徐々に出来ています。もちろん課題はたくさんあります。

しかし、トップが起点になり、サイドを突破して、センタリング、シュートは打てなくても逆サイドにはサイドバックが上がって再度センタリング。これを決められないうちはそれも問題ですが…。

とはいえ、今日はブログ顧問のミスです。最初から勝負を仕掛ければよいものの、序盤抑え気味で行かせたのが裏目に出てしまいました。

でも、正直選手は手ごたえはあったと思います。また、面白かったのではないでしょうか?

練習内容がきつくなり、勝てない試合が続きますが、たった4試合でここまでのサッカーができるとはすごいです。

ちなみに4試合でベストメンバーで戦えたのも1.5試合ですから、控え組も徐々に育ってきています。

これからの合宿でより一層頑張っていければ夏の後半には面白いチームが。

関東予選は途中で高2が試合に出られなくなりそうですが、それでも、目標があると楽しくて仕方ありません。

見ているスタッフ、保護者の方はまだワクワクよりハラハラドキドキの試合ですが、これからワクワクの試合をたくさん見せられます。選手たちのサポートを今後もお願いします。

ちなみにブログ顧問は負けているにも関わらずわくわくして選手の成長を楽しんでいます。

これがプロのチームなら私はもうくびですが。

2010年7月18日 (日)

惜しくもドロー

リーグ戦第3節

暑い中で行われた高校女子リーグ。

今日の相手は今年度高3の引退試合の相手である久留米総合。

前日の練習で徐々に成長を感じさせてくれる選手たち。また、高3も応援にかけつけてくれての試合となりました。

メンバーはいつもどおり。

相手は中盤、前線とポイントになる選手がいて、その選手たちに自由にさせてしまうと、ゴール前まで運ばれるピンチになりました。

しかし、共立も罰ランが生きてきたか、ワンツーで崩したり、サイドを突破する場面もありました。決定機まではいかなくても、いい形でゴール前までいけるようになりました。

今日は前線の選手の動き、ボールへの絡みがいつもより調子がよかったように感じた試合です。ただ、中盤や後方の選手がボールを持った時に一息休む癖があり、そこはハーフタイムで松本監督から指摘がありました。

前半のピンチはコーナーキックからファウルをしてしまい、相手にPKを与えてしまいました。

しかしこれをなんと怪我明けのGKが防いで前半は失点0で終了しました。

後半に入ると、風上のせいかうちのキープ率が上がりました。しかし、その分、カウンターでピンチになる場面もありましたが、相手のシュートミス、GKは川島か?と思うぐらいのGKのファインセーブで防ぎました。

後半のビックチャンスは前線に抜け出てN.Y.が相手をかわしてショートバウンドにうまく合わせてシュート。しかし、これは見事バーの上に。最近シュートがよかっただけに…。

FKのチャンスはM.Sが蹴るもバーの上に。試合後に話しましたが、ゴールキック、コーナーキック、フリーキックをすべて蹴るというのは相当大変です。ですから、他の選手が蹴るという選択肢もでてもよかったかなと思います。ただ、チャンスですからいけるならどんどんいってほしいと思います。

結局お互い決めきれず、スコアレスドロー。

ただ、交代なしで60分今日はやりました。選手たちは自信を持っていいです。これだけ暑い中で走り切ったのですから、今後に生きます。

控えの選手はこの夏の暑さですから、交代は多くなるのでいつでも出られるようにしておきましょう。

新生共立女子第二のサッカー部にとってはとりあえず、0点は初。これを機会にあとは得点力を!

明日は同じ時間で国際高校との試合です。まずは自分たちの勝利を全力で勝ち取りましょう。

2010年7月14日 (水)

嬉しいことに PART2

昨日の練習から、マネージャーが一人入部してくれました。

これで、合宿は選手はより練習しやすくなります。

向こうではグランドメイクや水など一切をゼロからやります。したがって、マネージャーが一人いるかいないかは大きな違いです。

やはり、選手でもマネージャーでも一緒にやる仲間が増えるのはうれしいことでしょう。

顧問としても戻ってきてくれるのは大変うれしいものです。

まぁその分選手は練習に集中できるわけですから、感謝の気持ちを忘れずに、試合で前―ジャーにもやってきてよかったと思ってもらえるように頑張りましょう。

嬉しいことに!!!!

テストが終了し、練習再開をしております。

ブログ顧問は先週の出張から戻り、土曜日はオープンキャンパスからの練習への参加となりました。

オープンキャンパスでは6人ほどサッカー部の体験に来てくれました。中にはサッカーをやっている子がいて、とてもうまかったです。入ってくれるといいですが、うちの選手の中には自分よりうまくてあせっている選手もいました。

小学生のみなさん、ありがとうございました。機会があればまた来てくれると嬉しいですね。

そして月曜日、高1は歌舞伎教室で練習への参加はできず、それ以外の選手でまだクリアーしていない、クーパー走とインターバル走を行いました。

今回は負傷していたGKもけが明けにも関わらず一緒に走りました。

結果は中学生が基準をクリアーできたのが1名、高2はけが明けのGKとアクシデントで強制的に一度とめた2名を除いた高2はクリアーしました。

正直、トータルで30分も走っていないので、アップ代わりになる日が来るのを期待していますが…。

その後の練習はパス回しやシュートでキックの確認を行いました。

昨日の練習は雨のため室内練習でした。大学体育館が工事のため使えないので、中高校舎で行いました。

まずは筋トレ。筋トレでも意味のないやり方をしているものがいたので、注意しながらやってもらったり、バリエーションを少しだけ伝えました。

その後背負いの1対1、追いかける1対1、パス練(ダイレクト、ワンタッチ)を行い、終了しました。終了後は少しミーティングをしましたが、試合に向けて、大会に向けて、それぞれの目標をもう一度確認しました。

まずはリーグ戦ですが、勝つことを目標としながら、ただ勝つだけでなく、自分たちのサッカーをすることも頭にいれてやっていってほしいと思います。

ただ勝つためのサッカーなら誰か一人に頼って、守って一気にカウンターが、共立のようなチームはいいでしょう。しかし、どうやったらよりよいサッカーになり、見ている人も楽しめるのか考えてほしいと思います。

そのためには、頭も体も疲れないといけません。

そして、気になるのがテストの結果と提出物。みなさん迷惑がかからないように頑張りましょう。

今週は木曜、土曜日の練習で、日曜日と月曜日の午後リーグ戦が共立で行われます。

試合に向けて、そして合宿、さらにはその先の目標を見据えて頑張りましょう。

2010年7月 6日 (火)

テスト2日目

更新は先の予定でしたが、明日からの出張を前に、昨日のテストの採点やら処理やら、先が見えてきたので。

昨日は夜遅く帰宅後、改めて日本サッカーの試合や代表選手のこれまでの映像などを見ましたが、勇気づけられることや危険に感じることなどいろいろありました。さらに厳しい寝不足になりましたが…。

日本サッカーにおいて、これまで挑戦してきたことの結果がベスト16で、日本が若干浮かれ過ぎていることが少し怖い気がします。ただ、またしばらくはJが盛り上がることでしょうが。

しかし、2002年大会後もそうでしたが、ベスト16に入ったことで満足して、メディアも称賛しすぎ、その後の発展が遅れた気がします。結局2006年は惨敗。次回大会のブラジル大会では今回のような走力を求めるのは気候的に厳しいでしょう。だとするならば新しい日本スタイルを考えていかないといけないのに、それについてのニュースはほんの一部。まぁサッカーに対して日本はまだシビアではないことがわかります。ブラジルドゥンガ監督が解任されましたが、そういったことが日本にはまだありません。まだまだ日本のレベルはそこまでということです。2050年のサッカー協会の目標は果たして?!

以前に研修でフットサルの相根さん(イタリアなどでプレーした元フットサル日本代表)はこんなことを言っていました。日本のプレスが150センチの距離なら、世界は50センチだと。

結局は日々のJでの厳しい戦いがなければ、世界との差は縮まらないということでしょう。

ということは、我々も東京女子の2部とはいえ、上を少しでも目指す気持ちがあるなら、世界基準で指導していかなければならないということでしょう。もちろん、その指導にはステップや手順がありますが、少しでもそこに近づいて行くんだと気持ちを持てればもっと日々の練習そのものも楽しくなるでしょう。

ちなみに、勇気づけられたのは大会前に批判を浴びても選手たちが最後まで自分たちのプレーを信じてやっていたことです。誰も方向性に疑いを感じなかった。そこは岡田監督のすごいところでしょう。

やはり、強いチームというのは方向性が明確であることでしょう。そして、それに向かってチーム全体が努力できる。

高校の女子のサッカー、それも東京の2部の共立女子が世界と比較するのはおかしいですが、単に部活動で終わらせてしまうか、それ以上に何かを掴んで、卒業していくかは大きな違いだと思います。

少なくともやっている選手がどこに向かっていくのかしっかりと感じられるように、日々の部活を頑張りたいと思います。

まぁとりあえずはまだまだテスト2日目です。

みなさん頑張ってください。

2010年7月 5日 (月)

今日から試験

サッカー部も今日から試験に突入しました。

最近は更新が滞る日々が続いていますが、来週になれば色々とまた書きたいと思います。

とりあえずは生徒は勉強を頑張ってくれています。

8日から部活は再開になりますが、まだ罰ランが終わっていないので、再開はフィジカルトレーニングになります。

ブログ顧問は不在なので、きついメニューをメモだけ残して、東京から離れたいと思います。

次の更新は早くて10日になります。

それまでは岩手に行くことになりますので、お待ちください。

フットサルのライバルチーム、ステラミーゴいわて花巻でも見れたらうれしいですが、当然そんな時間もなく、ひたすら仕事をしてきたいと思います。

それでは、オープンキャンパスで、小学生の女の子がたくさんサッカー部を見に来てくれることをお待ちしております。

共立ならではのサッカーをお楽しみください。

2010年7月 1日 (木)

英国ロイヤルバレエ

29日、上野の東京文化会館で、芸術鑑賞教室が開かれました。

英国ロイヤルバレエ。

まぁサッカー部の生徒にはとても程遠い響きのような気がしますが、世界トップクラスを鑑賞できるというのは、サッカーでいえば、W杯を見に行くようなものです。

私はバレエはよくわからないので、ただ、すごいなぁという感想しか持てませんでした。

しかし、生徒の中でバレエをやっている子や経験者は感動していました。やっぱりみんな女の子です。ちなみにサッカー部はどうだったのでしょうか?

あまりの感激ぶりにサッカーやめてバレエを始めます!という選手はまだいませんが、そういう気持ちになった人もいたのかもしれません。

いずれにせよ、本物を見られるというのはすごいことです。

思えば、私は小学校4年生の時に、オフトジャパンのスタートのアルゼンチン戦を見に行ってとても感動したことを覚えています。

やはり、いいものを見る、本物を味わうというのはいい経験であり、自分たちの励みにもなります。

ということはやはり、選手にはサッカーの試合を生でたくさんみてもらいたいと思います。

ちなみに、サッカーを見るなら近い距離ではなく、少し後ろから全体を見渡せる位置ですね。女の子ですから、かっこいい選手を近くで見たい気持ちもわかります。

そして、芸術鑑賞会でわかったことは、「サッカーなんてルールわからないし、見たくもない」とW杯前にいっていた生徒の気持ちです。私からしたら、バレエがそのようです。やっぱり、私はバレエは向かないようです。

さて、テストが近づいてきましたので、選手のみなさんは偏差値60以上がレギュラーへの条件ですので、がんばってほしいと思います。この条件で大会参加はできるかはみなさんのご想像にお任せします!!!まぁ偏差値といっても、結果ではなく、努力偏差値でいいので。

最後に、たまには数学教師っぽいことを伝えて締めくくります。

本当の成績向上は、成績の推移を2回微分して、プラスのことである。さて、どういうことかわかりますか?