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2010年8月27日 (金)

昨日を振り返って

昨日の練習試合をもう少し振り返りたいと思います。

昨日は午前中練習をしました。

午後試合ということで、12分間走ではなく、6分+インターバル走10本で約20分程度走ってから練習しました。

6分ですが、本日は自分のペースでいいといったためか、私の基準より前の選手が少なかったように感じました。

インターバルでは、毎回キャプテンは30秒以内に入れるようになりました。男子の審判のインターバル基準も頑張れば引退までにはクリアーできるのでは?と感じます。それ以外の選手はぎりぎりで入る選手が多かったです。

まぁこの辺りからすでに試合で、動けないことが始まっていました。

とにかくその後のシュート練でも、シュートまでダッシュしない、パスが出せないということが多かったです。何気ないミスパスが動き出しのいいチーム相手ではすべてカットされたりするということが、昨日の練習試合で感じたのではないでしょうか。

2部の試合では多少のミスが許されます。しかし、それでいいと思っているうちは2部でしか通用しないでしょう。

たとえば昨日の試合でも相手の人数が少ないにも関わらず、パスがずれれば相手に近づきます、そこで相手の動きだしが速くて、相手の方が強い、うまいとなれば簡単にボールを失います。だから、全くやりたいサッカーができません。

取られるのは仕方ないにしても、昨日は悔しい、取り返してやるという気持ちがありませんでした。特に、上の学年、経験者になればなるほどそうでした。その結果チームとしてどころか、個人の勝負でもすべて負けました。チームサッカーを目指してはいますが、その基本となる個の勝負でもレベルを上げることは大前提になります。まだまだ基本レベルが低いことを痛感しました。

また、野津田高校は中盤の選手の受け方がうまいので、サイドを広く使うこともできていましたし、宮崎監督はサイドの選手への上がりの指示やトップの選手の詰めまで細かく指導されていて、本当に9人でやっているようには見えないサッカーでした。さすがです。

うちが目指すサッカーとも近いので、本当に勉強になりました。

目指そうとしているサッカーはうちの選手が簡単にできるようなレベルではありません。男子でさえ、うちがやろうとするサッカーを追求するチームはクラブチームを除けば多いわけではありません。ですが、それが自分たちのサッカーになったときには大きな喜びになります。

ただ、そのためにはまだまだ自分たちに厳しくならないといけません。下を向いている場合ではありません。

私もそのためには、もっと時間内でできる効率のよい練習を考えなければなりません。私も選手以上に色々なことを学び、いろいろなところで、勉強して選手に伝えたいと思います。

昨日の練習試合では自分たちは本当に何もできませんでしたが、私は一つ選手に、野津田の壁を超えさせたいという気持ちが出ました。きっとうちが強くなれば野津田はもっともっと強くなると思うので、大変なことですが、女子のサッカーが少しでも楽しいとみている人もやっている人も感じられるといいなぁと思います。

ちなみに余談ですが、昨日うちのクラスの生徒のテニス部の子が「先生次3回戦だよ!」と嬉しそうに話してくれました。普段から明るく部活も勉強も頑張っているので、私もそう聞いたら嬉しかったです。そして、今日会うと「昨日5回戦まで行きました。今日はダブルスです」と言っていました。それを聞いて喜び以上にすごいなぁと思いました。勉強も部活も頑張って少しずつ結果も出せるというのは、本当にすごいことですね。

やはり、勝つことも勝負事ですから大事ですね。そして、それ以上に自分の目標を見失わずに頑張れることが大切ですし、それを実践している共立の生徒はすごいなぁと思います。

サッカー部の選手にも勝つ喜びを味わうことができるようにしたいと思います。そして、本当に少しずつかもしれませんが、目標にちかづいていけるようにしましょう。