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2010年9月25日 (土)

頑張ったことは必ず誰かが覚えている!!!

昨日は仕事の都合により、府中経由で自宅ではなく、実家の方に戻りました。

中央線利用者としては、府中に行くのはそんなにないので、先輩のお店にちょっとお邪魔してきました。

ちなみに、この先輩は元Jリーガーです。憲剛君よりも先にうちの中学校から出た選手です。当時はJブームでした。市船の3羽ガラスの茶野選手、鈴木選手、森崎選手やさらには広山選手と同期の選手です。昨日聞いたら、元府中アスレの難波田選手、現名古屋の前田選手などど同期で当時の堀越はすごかったのだなぁと思いました。さらにお店は府中アスレの選手が経営するお店の向かいにあり、サッカーをやっている人がこんなにつながっているのだなぁと思いました。

さて、その中で昔の話になりました。昔一緒にサッカーをやっていた時の話です。

「おまえ、昔すごいFK決めたよな。おれが蹴ろうとしたけど、スルーして蹴らせて!」と言われました。また、「最近ブレ玉って言ってるけど、お前昔から蹴っていたよな。」とも言われました。

まず、ブレ玉についてですが、今では覚えている人も少ないのですが、実は私は小学校の頃からブレ玉を練習していました。というのは、最初はみんなキャプテン翼の真似でドライブシュートをやるのですが、それをやっていたら、実兄に「おまえのはドライブってよりもなんか違うなぁ」と言われ、自分なりに試行錯誤してブレ玉をけっていました。私の感覚で野球でいろいろな球が投げられるなら、サッカーでもできると思って、毎晩母親が迎えに来るまで、ひたすら練習しました(もちろん正規の練習を終え、習い事を終えてからの自主練です)。高校の頃にはかなり速くてぶれる球が蹴れるようになり、当時Jリーグを引退したこの先輩から「お前のナックルシュートすごいなぁ。FKならマスロバルだ」と言われてうれしかったことを覚えています。自分が努力して作ってきたものをその道でプロになった人から言われたのですから、本当にうれしかったです。

また、一緒に試合をしていて、FKまで一緒にやって覚えてもらえるなんてすごくうれしいです。最近ではFKの精度が落ちてしまい、決める回数が激減しているので、もう一度やろうという気持ちになりました。

まぁ私の昔話はいいとして、昨日の帰り道感じたことは、一生懸命やっていればだれかが見ていて、その苦労をわかる人は必ず覚えていてくれし、認めてくれるということです。それが、大きいか小さいかは別として、一生懸命やる姿は本当に大切だなぁと痛感しました。

うちのチームでは現在、キャプテンはブログ顧問によく怒られながらでもみんなを盛り上げて、必死にやってくれています。今の高2の中でも中学から始めて相当うまくなっています。パッと見ると、小学校からの経験者に見えるほどです。相当練習しているのがわかります。あれが、チーム内の練習だけであそこまでいったなら、もっとやっていれば間違いなくスターになっています。

また、他の選手でもそうです。OGでもそうです。ケガと闘いながらチームをまとめる者、自分がひたすら動き回って声を出し、励ますことでチームを引っ張ろうとした代、自分たちには引っ張る力はなくても後輩の協力を借りて努力した代、いろいろありますが、どの選手にも言えることは頑張っていて、それが誰かに影響力を与えていたということです。さらには、マネージャーの存在もチームの雰囲気作りには大きい役割もあります。それも代によって様々です。そして、そういったことは周りの人が覚えています。たとえ、頭では忘れても、必ず後輩のどこかに染みついています。

そういえば、中学の生徒が文化祭の中で、「○○先輩かっこいい!」などと言っていました。サッカー部の選手も数名名前が挙がっていました。でも、見た目ではない何かがあるはずです。きっとその人自身、何かを頑張っているから、他の事をやっている時もかっこよくみえるのでしょう。表面的なだけでは人を惹きつけるまではいかないでしょう。

そう考えると、頑張ることというのは今の時代かっこ悪いように見えるかもしれませんが、本当に大切なことだなぁと思いました。

影の見えないところで頑張っている人もいます、表舞台に立って頑張っている人もいます。ですが、同じ頑張っていることに変わりはありません。文化祭を通してもそう思いました。

サッカー部も、試合に出て活躍するだけで努力の結果ではないことを感じてほしいと思います。試合にでられなくてもチームの一員として最善の努力をしていってほしいと思います。

私もとりあえず努力します。明日試合がありますが、優勝してきます。

でも、ここで宣言している時っていっつも負けている気がするので、とりあえず頑張ります。