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2010年9月24日 (金)

文化祭を通して感じたうちの学校のよさ

さて、昨日で文化祭の代休が終わり、本日より通常の学校生活になります。

とはいえ、私が所属する中学2年生、その他3年生、高校2年生は来週から修学旅行に出発するので、この1週間も気持ちは落ち着かないでしょう。

文化祭のことはここで何度も書いてきましたが、行事を通すとうちの学校のよさを痛感することがあります。

サッカー部では夏の練習を今年増やしたにも関わらず、文化祭のパートリーダーになっているものが、高2では多かったです。何度も「文化祭とサッカー部のバランスを考えろ」と言いました。特にオープニングで盛り上げたキャプテンは直前でも部活に出てくるほどでした。

ですが、文化祭もなんだかんだでしっかりと盛り上げてくれました。割とみんなを巻き込むことができた文化祭でした。正直、中高がまとまっての文化祭だと高校生と中学生では気持ちが違うので、みんなを巻き込んでの文化祭はなかなか大変だと思います。

その中でやったサッカー部はよく頑張ったと思いますし、その他の部活の人もよくやっていました。

ただ、それでも白亜祭実行委員、生徒会役員で、見えない部分でカバーしてくれていた生徒もたくさんいます。

きっと文句はいっぱいあったでしょうが、泣き言を言わずに、やれることを少しずつ夏休みから始めて、最後には先生にも怒られながらでも、責任をとって最後までやりとおした人たちがいます。

たぶん、みんな中心としてやって初めてわかると思いますが、中心になったからといって好きなようにできるわけでも、仕事が楽になるわけでもありません。みんなの協力をお願いしながら、先生たちにもいろいろなことを指摘され、葛藤の中、夏休みを過ごします。

そういった、見えない部分で頑張ってくれている人もいたから、サッカー部も練習に集中もでき、文化祭でもやりたいことができるというのを忘れないでいてほしいと思います。

文化祭片付けの日の放課後には文化祭を頑張ってくれた生徒数名と話しこんでしまいましたが、よく頑張った生徒だから、この夏で成長していることを実感しました。

会話をしていても、今まで怒られていた先生に感謝していたり、周りのことを考えて動いていたりと、高2でよくここまで頑張れるなぁと思いました。私の高2といえば、クラスの輪に入るのがいやで裏番長と勝手に言われていました…。そんな自分から比べると、うちの生徒は行事を通して、しっかりと成長してくれています。

夏休みそばで見ていて、応援したくなるような人たちでした。この夏を通して生徒たちから「応援したくなるような人」になることの大切さを教わった気がします。

それは一生懸命やっていれば必ず誰かが応援し支えてくれるということです。それは決して甘えることではなく、努力している人だからこそ、そう思ってもらえるのです。自分には難しい課題であっても、それに向けて逃げずに、妥協せずに努力していると、本当に周りで見ていて、すごいなぁと思いますし、それ以上に協力できることはしたい、応援したいって思います。だから、応援したくなるような人になることは大切なことだなぁと思いました。

また、そういった姿を見て、私自身ももっと頑張らないとと思えました。そうやって、生徒も教員も努力できる学校は面白いと実感しましたし、そう思わせてくれてる文化祭実行委員やサッカー部にはほんと感謝です。

そして、そうやって大変な努力をしていく時にでも、仲間がいることはいいなぁと思いました。一緒に泣いて、一緒に考えて、一緒に動いてくれる人、そういったことをこの夏でたくさん感じ文化祭を作り上げてくれたのを本当に片づけの日に生徒と話をして思いました。

こういう仲間ができることは単に文化祭だけでなく、今後の人生でいろいろなことがある時に大きな支えとなるでしょう。

本当に白亜祭実行委員の生徒はお疲れ様でした。

サッカー部の生徒もよく頑張りました。たくさんの人に支えてもらって練習できたのですから、来週の関東予選も本気で戦いにいきましょう。