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2010年10月13日 (水)

韓国戦のハンド?

昨日の試合の後半に韓国チームが松井選手のシュートに対して、ハンドではないかという問い合わせが私の所に何件かありました。

昨日の試合の瞬間しか見ておらず細かい部分は不明ですが、審判からしたら裏で見えなかった、至近距離からのキックなので、意図的ではないと判定したと考えられます。

ただ、手を外に出しながらなので、「手にあてる」という意図は十分に見られます。だから、ハンドかなと思います。

審判をやっている側からすると、あれをとるのは非常に大変な作業です。審判は中盤の選手と同じくらい走り、さらにはポジショニングも選手以上に意識をします。審判は攻撃、守備競技者とさらには副審を意識してポジションを取り、さらには串刺しにならないような位置で見なくてはいけないので、本当に大変です。

あの状況で正確に100回あって、100回とれるかというと、難しいでしょう。

また、もっというならあれは松井選手がトラップミスをしている段階でアウトでしょう。本来なら、きちんとトラップして決めなければなりません。

それができていないのが今の日本のレベルなのでしょう。

選手によく言いますが、審判に文句を言っても仕方ない。審判の特性もわかった上で試合をするしかありません。

今は審判のレベルもかなり言われていますが、サッカーのレベル向上に若干ですが、審判は遅れてはいます。

決して審判がだめいいとは思いませんが、選手はその上で、切り替えたり、技術をあげていかなくてはなりません。また、審判を本気でやってみればわかります。適当にやっている時には気づかないものがたくさんあり、やるのは苦しいです。

みなさん、審判の気持ちも分かってください。