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2011年3月19日 (土)

これまでの流れ

地震から1週間これまでの流れをまとめておきます。

11日、八王子との練習試合中に大きな地震が発生。私は職員室にいて、教室に行くと生徒たちは泣き叫んでいました。その後、体育館に集合して、一番安全な1号館待機(HR教室)となりました。

保護者の方が迎えに来られる生徒以外は宿泊となりました。まず、水とビスケット(学校には備蓄庫があるので、安心です。)を配布し、夜の食事はお弁当(1人1個ちゃんとあります)。そして、レスキューシートと毛布を配布し、オープンスペースなどでの宿泊となりました。私も久しぶりに徹夜で一睡もできませんでした。

12日電車が動いていることを確認し、8時過ぎから帰宅開始。

13日の夜に停電が発表され、その日のうちにサッカー部中止の連絡を流しました。

14日は生徒は登校禁止となり、会議のみとなりました。そして、クラスの生徒全員に電話で、翌日に連絡網が回ることを伝えました。また、サッカー部も合宿、練習をすべて中止にしました。

15日には4月4日の登校日まで生徒の登校禁止が決定。

17日に卒業式のみを行いました。

あわただしく、私自身もクラスが終了するはずが終われず、しっくりきていません。

そして、サッカー部も練習できず。学校に生徒がいないと学校という感じが全くしません。当然ですが…。

さて、選手権予選は大変な事になりますね。練習が最大で二十日間。当然、練習日はその3分の2ぐらい。厳しい練習を重ねているプロでも、フィジカルの調整に3週間使うわけですから、明らかに時間が足りません。

私も今朝は停電かと思い、自宅でトレーニング。体がかなりなまっています。デスクワークばかりになっているので…。しかし、停電は行わないとのこと。そこで、学校へ来ました。

学校へ来る途中、こっちの方の人は危機意識が高いのか、コンビニも電気をすべて消して営業していました。こういった努力をしている企業、個人がいる一方で私もそうですが、電気があるとつい使ってしまう人もいる。

本当に自分に何ができるのか、そしてそれを実行できているのか、自問自答しています。

話を戻して、サッカー部の計画ですが、もし4日以降活動が可能になるのであれば、1週間は動きを戻すトレーニングをボールを使って行い、次の週で複数での動きながらのプレー、ラストの週でチームとしての動きの確認を行うしかありません。もう、ここまで来たら戦術とか関係ないでしょう。選手たちが一人一人全力でやるだけです。一応私の方ではレギュラーは対戦相手に応じて考えてはいます。また、高校からの入学者で経験者がいれば当然入れ替えもありますが…。

本来、技術40、体力40、メンタル20のトータル100のチームだとしたら、今度の選手権はなんとか技術、体力を25までなんとか戻し、メンタル50で100として戦うしかありません。

このような状態になっても強いチームは強い。やれるチームはやれる。さて、共立はどうでしょうか?

最低限のトレーニングは各自でもできるはずです。頑張ってください。

そして、自分たちが出しきって大会を終えられるようにしましょう。

特に新高3の特進、理系は最後の大会と決めているようなので、がんばりましょう。

そして、それが終わったらキーパーの発掘。やることはたくさんある!!!!

このようなときだからこそ、サッカーができる喜びを味わいましょう。4月になったら。