審判の役割の重大さを感じます
みなさんの中にもご存知の方がいるかと思いますが、ある試合で大怪我がおきてしまったようですね。
どんな試合でも怪我は起こります。私自身、サッカーの試合中に救急車で運ばれ、その後手術となった経験もあります。
だから、サッカーに怪我はつきものです。ただその中で審判の果たす役割の大きさを感じました。
また、監督の大切さも感じました。
その試合は見ていないので、どういう状況かはわかりませんが、どんなときでも相手も仲間もスタッフも、試合にかかわるすべての人に対してリスペクトしないといけないなぁと感じました。
そして、今の自分の立場を考えるともう一度考えないといけないと感じます。
教育の中でサッカーをやっている以上、選手の成長を第一に考えないといけない。そのための監督でなければいけない。
そして、審判も選手が試合に集中できるように考えて判定しないといけない。
その審判の判定で選手が荒くなったり、ベンチが不満をもったり、そしてそれが全体の雰囲気を作ることもある。
逆に、自分がベンチにいても選手がプレーに集中できる指示を出してあげることも大切なんだと感じました。
私自身、今審判をやったり、ベンチにいたりしますが、選手に競技規則内でハードワークができるようにしていくことが私たちにとってとても大事だと痛感しています。
そして、そういう意識が選手自身の中で芽生え、試合中も選手自身でそういう意識に持っていくと変わってくると感じています。
昔、憲剛くんのプレーを見て、びっくりしたことがあります。
大きく怖そうな相手に対しても厳しくいく憲剛君は、そういう選手にやり返されそうになります。しかし、相手は憲剛君がうますぎて、ファウルすらできませんでした。
それを見て私は、あそこまでうまくなればサッカーの試合中にもめ事にはならないんだ!と感じました。恐そうな選手の中にはサッカーで負けそうになったり、厳しいチェックにいくと文句をいってきたりします。当時そういう選手とやりたくないなぁと思っていた私は憲剛君からそういうことを学べました。
本当にうまい選手、強い選手とはどういう選手なのか。
そして、それはスタッフや審判にも言えるのかもしれません。
それぞれの立場は違いますが、きちんとサッカーそのものをやれることに感謝をして、一生懸命にやる。
私自身再認識させられました。
選手にもそういうことを理解してもらってサッカーに打ち込んでもらいたいと感じます。
そういえば、先日の決勝戦で審判をやっていたときも、ベンチの監督や選手は私の判定に不満を持ちながらも、試合に集中してくれました。
私の未熟さを感じます。
もっとがんばります!
選手のみんなも、自分の状況をしっかり考えて取り組んでいこう!そして、できることは精一杯努力し、協力していこう!
世のため、人のために!