中学校大会
今年から中学校大会は夏から開催されています。
例年、次の学年のステップアップ、高校生の中学生指導という側面でやっていましたが、今年は微妙になりました。リーグ戦との並行で夏場としてはかなりの連戦となりきついですね!
ただ、中学生の成長できる場なので、頑張って欲しいところです。
昨日の試合の中学のポジションですが、私の課題は本来のポジションと関わる場所でどう戦うか、何かを感じられるかということで、いつもと全く違うポジションで試合に臨みました。
相手は前へ前へ出てくるチームで、本来センターバックをやったことのない選手達はポジショニングに苦労していました。だからといって周りと連携してチャレンジ&カバーをするわけでもない。
正直、私の狙いが全く生かされませんでした。
中盤は中盤で残念ながら距離感がうまく保てず…。
基本技術がまだまだ足りないのもそうですが、それ以上に練習してきたことを生かせず…。私の練習の意図が全く出せないのは私の責任です。
中1の5人が先発する中、指示も出せず…。かといってその分をたくさん動いてカバーするわけでもなく…。
前半だけで1-3という試合…。失点も裏への一発がほとんど…。
私もこれでは試合の意味が全くなくなると思い、後半はある程度選手のやりやすいポジションでやらせました。
仕方ないのでフォーメーションも相手に合わせて戦いやすいように変えました。
本当なら自分たちで変えるかどうかも話し合って決めて欲しいのですが、考えてみれば以前は冬に行われていたのですから、まだ夏なので私が入りました。まぁ高校生が決めてもらってもいいのですが。
ただ、後半やりやすいポジションでやったからといって、動かない、動けない選手が続出。さらには考えず自分勝手にポジショニングを取りすぎて、うまく展開できない…。後ろから出れば楽にもらえるところを前のめりになってしまう。まぁ負けているから前に前になってしまうのもわからなくはありませんが。逆に後ろ目の選手はこれ以上失点したくないから、前に出てこない…。
悪循環でした。
後半は2-1でしたが、本当にシュートが入らない。
いつもいっている売ってもGKが反応しやすい高さにシュートを1:1で打つ選手がいたり、コースが狙えない選手がいたり…。普段の練習がそのまま出てしまいました。
シュート態勢まで持って行って最後は踏ん張れない…。
試合終了後はなんと八王子高校の赤間先生が練習試合に来ていて「勝ちました?」と聞かれました。
後半の最後だけ見てくれていたそうですが、後半だけ見るとそうですよね!?
まぁ試合は50分なので…。トータルでは負けです。というか本来この大会は選手の成長ということをいちばんの目標にしている中では大敗という気がしています。
結局3-4で負けました。おそらくスタートを自分たちの形でやっていれば違った結果もあったかもしれませんが、勝つことだけを目標にしている大会であればそうやりますが、苦しいときに自分たちがどこまで頑張れるかを知っておくことも大切なのでいい経験でした。
暑くて動けないのわかりますよ!でもだからこそ頭をうまく使って欲しい。
ただ、新しい発見もあったので!
帰り道では次の高校リーグに向けての構想もできたので!
さらにやはり中学1年生の適正というのはどこにあるかわからないものですね!本人たちはここがやりたい、ここが向いているというのはあるようですが、外から見ると実は違うのです。
過去にもいましたが、やりたいポジションにこだわりすぎて自分のよさを発揮できない選手、もちろん逆もいましたが、うまい選手ほどどのポジションにいってもベストを尽くせました。
過去一番のサッカーをしていた時の選手はほとんどがもともとのポジションで引退を迎えてはいません!
中学生、色々チャレンジしていってください!
そして、もっとサッカーを勉強してください。