昨年の春合宿で採集したテングサが、1年経って熟してきました。
そこで、そのテングサを使ってところてんを作ってみました。
テングサをまず洗います。
ところてん作りを初めて見る生徒もいて、これから何が作られるのか興味津々としていました。
30分ほど煮込んでいくと、トロトロ感が出てきます。
テングサをこして煮汁だけにします。
一晩冷蔵庫で冷やして固めて出来上がりです。
ナイフで切って、ところてん突きに入れます。
ところてん突きを使ったことがある生徒も少ないようで、突き出されたところてんを見て歓声を上げていました。
酢じょうゆよりも、きな粉と黒みつで食べるのが人気でした。
中にはところてん突きを使わずに、そのままのかたまりにかじりつく生徒もいました。
いつものことながら、食べることには真剣になります。
野外研究部の春の最大行事である野草を食べる会を行いました。
この行事は、学校内に生えている野草を集めて、いろいろな料理にしてみんなで食べるものです。
今回のメニューは、てんぷら、ぎょうざ、煮物、みそ汁、桜もちでした。
煮物には、竹林から採ってきたタケノコ、フキなどを入れました。
だしがよく出ていて、とても良い味となりました。
野草は基本的にてんぷらにすればほとんどがおいしく食べられます。
今回は、ユキノシタ、タラノメ、ノゲシ、タンポポ、ハハコグサ、ヨモギ、ヤブガラシなど、数多くの種類をてんぷらにしました。
ぎょうざには、ノビルを入れました。独特の味はぎょうざにはぴったりです。
当日は多くの先生方や、入部希望者、OGの方々も参加してくれました。
みんな学校内の雑草の味に満足していました。
今月の21日(土)に野草を食べる会を行います。
野草を食べる会は、主に学校で採れる野草を入部希望者とともに料理して食べるという毎年恒例の行事です。
メニューは、てんぷら、煮物、ぎょうざ、みそ汁、桜もちです。
今日は、てんぷらとぎょうざ用の野草を中心に採りました。
学校の外まで行って採集しました。
ノビルはぎょうざに入れる予定です。
独特の香りでぎょうざの味を引き立ててくれます。
ヨモギ団子を作ることもありますが、今回はてんぷらにする予定です。
これからの部活動でも続けて採集をします。
これも野外研究部の活動のひとつです。
3月26日から3泊で、伊豆下田にて合宿をしました。
気温が高く晴天の中、多くの生き物たちと触れ合ってきました。
いろいろな体験を通して、学ぶべきことがたくさんありました。
1日目は磯採集をしました。
アメフラシを捕まえて帰りました。
夕食後、捕まえたアメフラシを解剖しました。
2日目は近くの爪木崎までのハイキングコースを歩き、海に近い場所ならではの植物を観察しました。
途中、景色の良いところで一休み。
海風にあたり、心も体もきれいに洗濯した気持ちになりました。
水晶探しもしました。
溶岩でできた大きな岩も観察。
今年はたくさん打ち上げられていました。
アジは最終日にお土産として持ち帰ります。
メジナ、カサゴ、ベラ、フグ、イワシが釣れました。大きめのメジナは持ち帰り、あとは逃がしてやりました。
3日目は海で昼食作りをしました。
まずは、前日に釣り上げたメジナを焼きました。
鍋作りでは、漁協で譲っていただいたイセエビや磯で採ったイワノリなどいろいろなものを入れました。
多くの貝や海そう、イセエビが入った鍋は、とても良いダシが出ていて最高でした。
宿で作っていただいたお弁当と自分たちで作った鍋の昼食は最高の味でした。
今年も100個ほど食べた生徒がいました。
4日間を通して、なかなか経験できない貴重な体験をして、充実した時間を過ごしました。
2月も後半となり、ひな祭りも近づいてきました。
そこで、恒例の桜もちづくりをしました。
桜の葉は、4月に中庭のオオシマザクラを塩漬けにしておいたものを使います。
程よい塩加減と、お酢の風味をつけた葉は、甘いあんこの味を引き立ててくれました。
このような企画は女子校なので、てきぱきとよく動きます。
白玉粉と小麦粉にお砂糖と食紅を入れて生地を作ります。
これだけを見ると、家庭科の授業みたいですね。
生地をフライパンで焼いていきます。
厚く焼いたり、丸くしたりと個性豊かに焼いてみました。
あんこの量もお好み次第。
葉だけで食べてもおいしく漬かっていました。
桜の葉を巻いて出来上がりです。
生地を丸めてあんこを巻いたり、半分に折ってその中にあんこを入れたりと、巻き方にも個性が出ました。