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2021年9月

2021年9月16日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (182)

2021年9月16日

今週より普通授業が始まり、学校にも賑わいがもどってきました。

ここ数日の天気はいまひとつですが、秋の植物は花盛り。秋の昆虫たちも元気いっぱいです。

最終下校頃になると、鳴く虫の大合唱を聴くことができます。

人も自然も季節通りの学校になってきました。

 

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コブシの実

渡り廊下から見える不思議な実です。

形が握りこぶしに似ていることからこの植物をコブシといいます。

春にハクモクレンのような白い花を咲かせることで知られていますが、実はあまり有名ではないようです。

 

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アオマツムシ

明治時代に日本に入ってきて、街路樹の上でリーリーリーと鳴いている昆虫です。

『あれマツムシが鳴いている、チンチロチンチロチンチロリン』と歌われるマツムシとは異なる種類です。

 

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マメコガネ

日本在来の葉を食べる昆虫です。

海外に渡り、大繁殖してしまって農業上の重要害虫に指定されている国もあります。

「ジャパニーズビートル」と呼ばれ駆除されているようです。

 

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センニンソウとハナムグリ

センニンソウには毒があり、茎や葉から出る汁に触れると肌に炎症ができるようです。

そんな花の花粉や蜜を吸いに来たのでしょうか。ハナムグリには毒は関係ないようですね。

 

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マユタテアカネ

アカトンボにもいろいろな種類があります。

涼しくなったこの時期に、暑さに弱い種類が山から里に下りてきます。

はねの色やからだの模様など微妙な違いにより分類するようです。

2021年9月 9日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (181)

2021年9月9日

9月に入って雨の日が続き、気温も下がって急に秋めいてきました。

現在、新型コロナの影響でオンライン授業となっているため、校内は静かに秋を迎えています。校内の木々は、クリやドングリ、ユズ、トチの実など多くの実りが見られます。今年も変わらず、実りの秋になってきています。

 

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夏の思い出

8月はあれほど元気に鳴いていたセミたちでしたが、9月に入りあまり声を聴かなくなりました。

マユミの木の幹にはたくさんの抜け殻がついていました。

 

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ホトトギス

雑木林の中はホトトギスの花盛りです。

日かげに咲く花のため、あまり目立ちませんが、かなりの数の花が咲いています。

 

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ヤブラン

この花も雑木林の中でたくさん咲いています。

リュウノヒゲとともに庭などによく植えられる身近な花ですね。
 

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ナツメの実

初夏になってから芽を出し始めることから「ナツメ」と呼ばれます。

実はリンゴのような味がして意外とおいしいです。

 

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オニドコロ

花といわれれば花なのですが、何となく花には見えない花です。

1か月ほどすると、独特な形の実をつけていきます。