共立二中高の自然がいっぱい2 (182)
2021年9月16日
今週より普通授業が始まり、学校にも賑わいがもどってきました。
ここ数日の天気はいまひとつですが、秋の植物は花盛り。秋の昆虫たちも元気いっぱいです。
最終下校頃になると、鳴く虫の大合唱を聴くことができます。
人も自然も季節通りの学校になってきました。
コブシの実
渡り廊下から見える不思議な実です。
形が握りこぶしに似ていることからこの植物をコブシといいます。
春にハクモクレンのような白い花を咲かせることで知られていますが、実はあまり有名ではないようです。
アオマツムシ
明治時代に日本に入ってきて、街路樹の上でリーリーリーと鳴いている昆虫です。
『あれマツムシが鳴いている、チンチロチンチロチンチロリン』と歌われるマツムシとは異なる種類です。
マメコガネ
日本在来の葉を食べる昆虫です。
海外に渡り、大繁殖してしまって農業上の重要害虫に指定されている国もあります。
「ジャパニーズビートル」と呼ばれ駆除されているようです。
センニンソウとハナムグリ
センニンソウには毒があり、茎や葉から出る汁に触れると肌に炎症ができるようです。
そんな花の花粉や蜜を吸いに来たのでしょうか。ハナムグリには毒は関係ないようですね。
マユタテアカネ
アカトンボにもいろいろな種類があります。
涼しくなったこの時期に、暑さに弱い種類が山から里に下りてきます。
はねの色やからだの模様など微妙な違いにより分類するようです。