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2022年4月

2022年4月22日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (193)

2022年4月22日

学校にはわかっているだけでも9種類のサクラがあります。

今年はどの種類もきれいに咲きました。

今シーズンに咲いたサクラを紹介します。

 

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ソメイヨシノ

サクラといえばこの種類ですね。

ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの交配種と言われています。

ソメイヨシノには種子ができないので、挿し木などで増やされて全国に広がったといわれています。
 

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エドヒガン

学校では一番早く咲くサクラです。

花の付け根付近がソメイヨシノと比べると膨らんでいることで区別できます。

 

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オオシマザクラ

このサクラの葉を塩づけにすると桜もちの葉になります。

5月下旬ごろに黒い実がなり、生徒たちは喜んで食べています。

 

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ヤマザクラ

ソメイヨシノが誕生する江戸末期までは、サクラの花見はこの種類だったと考えられています。

花とやや赤みがかった葉が一緒に出るという特徴があります。

 

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シダレザクラ

学校では一番目につくサクラです。

バス停付近や中庭、グランド、校舎の裏側などいたるところに植えられています。

 

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ギョイコウ

緑の花をつける珍しいサクラです。

花びらも光合成をしているといわれています。

 

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ウコン

クリーム色の花をつけるサクラです。

日本酒に「黄桜」という名前がついたものがありますが、この花からつけられたようです。

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ヤエザクラ(フゲンゾウ)

ソメイヨシノが終了するとこの花が咲き始めます。

中庭やゴルフ場脇にたくさん植えられています。

 

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ウワミズザクラ

ほかのサクラとは少し異なった花を咲かせます。

花がまとまってブラシ状になり、学校では一番遅くに咲き出します。

温室の脇にあるため、あまり目立たず気づかない生徒も多いようです。

2022年4月14日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (192)

2022年4月14日

ソメイヨシノは終わりましたが、学校内ではほかの種類のサクラが花盛りになっています。

春はサクラに注目しがちですが、足元では、「こちらも見て」ときれいな花たちが語りかけてきます。

そのような花たちを紹介していきたいと思います。

 

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ムラサキハナナ

戦後、焼け野原になったところに何か花を咲かせたいと星薬科大学の先生が外国から取り寄せた花だそうです。

今では春の代表的な花になりました。
 

 

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ヒメスミレ

芝生の中で小さな花を咲かせています。

生徒たちは気づかないようで踏んでしまうこともありますが、毎年立派に花を咲かせてくれています。

 

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スイバ

誰も注目しない雑草です。

茎や葉をなめてみると酸っぱいことから、「酸っぱい葉」という名前がつきました。

 

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ハナニラ

日なたの地面一面に咲く花ですが、学校ではなぜか日かげに咲いています。

花や葉を摘んでにおい嗅ぐとニラのような香りがあります。

 

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マツバウンラン

いつもはもう少し遅く咲き出すのですが、今年はもう咲き出していました。

小さな花をよく見るときれいな形をしています。

 

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モチノキ

今年は中庭にある木にいつもよりも多くの花が咲いていました。

あまり目立たない花のはずなのですが、今年は数が多いため目立っています。

 

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ヤマユリの芽

毎年、夏に大きな花を咲かせてくれています。

きっと今年もたくさんの花が見られると思います。

2022年4月12日 (火)

春の散歩

この時期の理科の授業ではどの学年も散歩を行い、自然を体験していきます。

春の七草をはじめ、生き物たちに四季を通じて触れていくことで、自然を愛する心を育てていきたいと思っています。

東京ディズニーランドの半分ほどの敷地には、絶滅危惧種も何種類か確認されています。

自然の大切さを、体験を通して感じていく時間です。

 

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サクラの花も何種類も見ることができました。

 

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雑木林の中は普段と少し違った感覚を体験することができます。

落ち葉の上はふかふかで、小さな木の芽もたくさん出ています。

 

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生徒たちは教室の中での授業よりも散歩のほうが印象に残るようです。

2022年4月 7日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (191)

2022年4月7日

新年度も始まり春本番となりました。

これから次々に新しい花が咲き始めます。

理科の時間に行う散歩も日によって説明する花が違っていくことと思います。

ますは年度の初めに咲き出した、学校内の春をお届けします。

 

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ミズバショウ

実験室のある建物の裏にあるビオトープでは毎年花が咲きます。

今年はやや早めに咲き出しました。
 

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ヒサカキ

地味な花なので気づかない人も多くいると思います。

花の後はちゃんと実もつけていきます。

 

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ハナカイドウ

きれいな花を咲かせますが、学校内ではあまり目立たないところにあるために、この花を見ない生徒も多くいます。

花の美しさから、中国では美人の代名詞にたとえられるようです。

 

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タチツボスミレ

学校内には何種類ものスミレが咲きますが、一番多いものがこのスミレです。

学校内でスミレを観察するのも楽しみのひとつです。

 

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スノーフレーク

別名スズランスイセンといわれ、一般的には花壇に植えられているものが多くみられます。

学校では誰が植えたのかわかりませんが、毎年同じ場所で花を咲かせています。

 

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カントウタンポポ

学校には3種類のタンポポがあります。

このタンポポのほかに、セイヨウタンポポとシロバナタンポポです。

カントウタンポポはあまり踏み固められていないところで繁殖するようです。

 

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ユキヤナギ

青空によく似合う花のひとつです。

中庭は花盛りです。