共立二中高の自然がいっぱい2 (86)
2016年6月11日
気温の上昇と共にだんだんと花の数が少なくなってきました。
これは強い陽射しから植物のからだを守るためといわれています。
植物にとって花は子孫を残すための大切な器官です。
夏の陽射しは強すぎるのでしょう。
これから夏にかけて見られる花は、アジサイを除いて暑い地方から日本に来たものが中心になっていきます。
タイサンボク
直径が20cm以上もある花が咲きます。
昨年の台風で幹が折れてしまいましたが、今年何とか1つだけ花をつけてくれました。
ヒナキョウソウ
紫色のキキョウのような小さな花をつけます。
80年ほど前に日本に来て、今では一般的な花になりました。
ヘビイチゴ
真っ赤なかわいらしい実がたくさん実っています。
食べてもおいしくないことが欠点です。
ムラサキカタバミ
江戸時代に観賞用として日本に渡ってきた花です。
今でも園芸店に行くと売っています。
野生化しているところがたくさん見られるようになっています。