共立二中高の自然がいっぱい2 (85)
2016年5月23日
この季節はいろいろな花が咲き始め、1週間もすると違った花と出会うことができます。
また、天気によってその花たちも見え方が少しずつ違って見えます。
これも自然がつくりだす力なのでしょうね。
自然と接することで、教室では得ることができない素晴らしさを知ることができます。
タツナミソウ
花がまっすぐに立ち上がり、波立っているように見えることから名前がついたようです。
今、雑木林の中ではあちらこちらでたくさんの波が立っています。
キンラン
毎年この花は咲いてくれますが、面白いことに咲いている場所が少しずつ違っています。
また年によって咲く本数も違っています。
絶滅が心配されている花ですが、他の場所に移植すると花が咲かなくなってしまいます。
フタリシズカ
その名前のように雑木林の中で静かにひっそりと咲いています。
たくさん咲いているのですが近寄らないとわからないことが多いです。
オトシブミ
ケヤキの木の下を歩くときれいに巻かれた葉っぱがいくつも落ちています。
この中にはオトシブミという昆虫の卵が入っています。
それにしてもきれいにつくるものですね。
セイヨウミツバチ
天気の良い日のシロツメクサにはたくさんのミツバチがやってきます。
あしに花粉をつけて蜜を集めている姿は「はたらきばち」という言葉がよく似合います。
学校ではセイヨウミツバチとニホンミツバチの2種類が見られます。
チガヤ
春なのにここだけは秋と思えるような景色となります。
チガヤは春に穂をつけます。
ニワゼキショウ
芝生の生えたところにいくつも顔を出してくれます。
紫が濃いものと薄いものがあり、目を楽しませてくれます。
コヒルガオ
アサガオのような花をつけて、日中でもその花を見ることができます。
アサガオと違い、他の雑草とともに駆除されてしまうことが多いようですが、きれいな花を咲かせてくれます。