共立二中高の自然がいっぱい2 (189)
2022年1月27日
夜明けの時間はまだまだですが、夕暮れの時間が少しずつ遅くなってきたように感じられます。
冬将軍はあと1か月もすればその勢力が弱くなってくると思われます。
ウメの花も咲き出しました。
春はすぐそこまで来ているのです。
ユズの食べあと
冬至までに実を採って生徒に配布しましたが、採りづらいところの実はまだ残っています。
えさの少ないこの時期は、その実をトリがつついて、地面に落ちたものを動物が食べて、その残骸が地面にたくさん転がっています。
タヌキなのかハクビシンなのか、それともアナグマなのか。
野生動物はたくさんいるので犯人はわかりません。
ヤブランの実
雑木林の中にはヤブランの実がたくさん残っています。
落ち葉の中から顔をのぞかせています。
カシワ
カシワは冬になっても葉を落としません。
春になって次の芽が出てきてから落葉します。
よって昔の人は代替わりをしてから落葉するので、「子孫が絶えない」として縁起の良い木として端午の節句に用いたようです。
雑木林
冬の雑木林は落葉しているため、林床が明るく歩いていても気持ちがよいです。
足元には多くの幼木が見られ、観察するにはとてもよい季節です。