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2014年3月

2014年3月27日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (44)

2014年3月27日

サクラが咲いたという便りも各地で聞かれるようになりました。

これから春本番です。

春になると生き物からエネルギーをもらうのでしょうか、なぜか気持ちがウキウキしだしてしまいます。

自然から受ける大きな力を感じながら、入学式や新学期もあと少し。

楽しい毎日が待っています。

 

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シロバナタンポポ

関東地方ではまだ少ないようですが、西日本から入ってきたタンポポです。

学校では何年も前から咲き始め、春の一員になっています。

 

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ナズナ

ペンペン草として知られていますが、これも春の七草のひとつです。

4月になれば春の七草のほとんどを学校内で手に取ることができるようになります。

 

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ドングリの芽生え

雑木林では秋に落としたドングリからどんどんと芽が出てきています。

このような姿を見るとドングリの見方が変わりますね。

2014年3月10日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (43)

2014年3月10日

3月になると道端の雑草たちはすっかりと春めいてきます。

窓から見える景色も、これから日を追うごとに色合いを増していくんですね。

今年の冬将軍は力強かった分、これからの季節が一段と楽しみになりますhappy01

学校内では先日降った雪も解け、中から少しずつの春が現れてきています。

 

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オオイヌノフグリ

道端に生える春一番の代表といえばこの花ではないでしょうかsign01

小さいながら天気の良い日には青い花を大きく広げ、人々の気持ちをウキウキさせてくれますhappy02

 

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フキノトウ

和え物やてんぷらにすると最高ですよね。

学校にはたくさん生えているにもかかわらず、それを採っていく生徒、教員はほとんどいません。

もったいないですねwink

 

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ホトケノザ

花を摘んで蜜を吸ったことがある人もいるのではないでしょうか。

でもこの植物は春の七草に出てくるホトケノザとは別の種類ですので食用にはなりませんcoldsweats01

 

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ノボロギク

世界各地に分布していて一年中花を咲かせている植物です。

その特徴から「ネンガラグサ」と言われることもあるようですpencil

2014年3月 7日 (金)

高校1年生 生物基礎(ウニのポケット飼育)

1月28日のひびコレで紹介しましたウニのポケット飼育の続編です。

No1

No2

生徒自ら顕微鏡下で受精させ、その後、各自が小さなビンにウニの赤ちゃん(幼生)を入れてポケット内で育てました。

そのウニの幼生がどのくらい大きく育ったか観察しました。

ウニの幼生は水が揺れていないと育ちません。

そこで、学校では制服のポケットに入れて、家では常に持ち歩いて育ててきました。

そんなウニの幼生がどこまで大きくなったでしょうか。

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早速、顕微鏡で観察しました。

生徒は大きく育った姿を見て、感動をしていました。

顕微鏡ではこのような幼生が見えました。

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2014年3月 3日 (月)

高校2年生 化学(反応速度の検証)

Dscn4628

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化学変化とは、水素と酸素から水が生じるなど、構成する粒子の組み合わせが変わり、別の物質に変化することを言います。

今回は、この化学変化に要する時間がどの程度か、条件を変えながら比較しました。

反応に用いた試薬は、チオ硫酸ナトリウムと塩酸。

チオ硫酸ナトリウムは、カルキぬきといえば分かりますよね。

さて、この2つの試薬を混合ししばらく放置すると、硫黄の沈殿物が得られます。

Na2S2O3
+ 2 HCl → 2 NaCl + H2O + SO2 + S

この沈殿物がある一定量生成した時間を測定したいのですが、水溶液中の変化なので簡単には判断できません。

そこで、イラストを描いた紙の上にフラスコを置き、溶液を混合した瞬間から沈殿物によってイラストが見えなくなった時間を測定しました。

sokudo.wmvをダウンロード(沈殿が生成するようす)

 

一般に、濃度が大きいほど、また、温度が高いほど反応の速さは大きくなります。

今回は、濃度の異なるものを5種類、温度の違いによるものを3種類検証しました。

生徒たちは、原理については簡単に理解できましたが、数的処理に苦戦していたようでした。