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2024年3月

2024年3月23日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (225)

2024年3月23日

暖冬の影響で今年の春は早いと思っていたのですが、生き物たちの活動は意外と遅くなりました。

しかし、その活動が4月に入ると一気に進むと思うと新学期の楽しみが増えた気分です。

新入生には共立の自然を十分に満喫してもらいたいと思います。

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アセビ

「馬酔木」と漢字で書くと読めない人がほとんどだと思います。

この植物には毒があり、動物が食べるとフラフラしてしまうといわれています。

花はとてもきれいなので、庭木としてよく植えられています。

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ユキヤナギ

葉がヤナギの葉に似ていてたくさん集まった花は雪のように見えることから、このような名前がついたようです。

天気が良い日の中庭では、白い花が輝いて見えます。

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スノーフレーク

葉がスイセンのように細長く花がスズランのように下を向いていることから、別名スズランスイセンと呼ばれます。

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シラザギ

前回は池にアオサギが来ていましたが、今度はシラサギが来ていました。

シラサギという名は正式な名前ではありません。

ダイサギやコサギなどの白いサギのなかまの総称です。

空を飛んでいたのではっきりとわかりませんが、ダイサギではないかと思います。

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ハナニラ

この花も春の天気の良い日に似合う花です。

花を摘むとニラのようなにおいがします。

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年輪

冬の間に雑木林の伐採が行われました。

中には50年以上経っている木もあります。

雑木林の保護と安全のため切られた木は観察用として役立ちます。

最近ではあまり見ることも少なくなった年輪の観察には最適です。

2024年3月 1日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (224)

2024年3月1日

まだまだ寒い日もありますが、3月に入り春らしい日差しとなりました。

これから日に日に春の生き物たちが顔を出し、新入生と新学年の生徒を迎えてくれます。

一年の中でもっともにぎやかな季節に移り変わっていきます。

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シロバナタンポポ

西日本に多いタンポポです。

タンポポが黄色いと思っている人が多いと思いますが、黄色いタンポポが珍しい地域もあるのです。

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ホトケノザ

春一番の花のひとつです。

毎年この時期になると紫の花を咲かせてくれます。

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オオイヌノフグリの群落

中庭のバラ園ではオオイヌノフグリが咲き誇っています。

天気の良い日には見ているだけでも心が晴れやかになります。

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フキノトウ

フキノトウが顔を出す場所は2か所ありますが、この紫がかったフキノトウは2週間ほど遅れて出てきます。

トチノキの落ち葉をかきわけるとたくさん見つけることができました。

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アオサギ

雨水をためている池の中にいる魚をねらって、サギやカワウが訪れてきます。

深めの池なので魚がとれているのかはわかりません。

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ヒキガエルの卵

ビオトープには3種類のカエルが卵を産みに来ます。

今の時期はヤマアカガエルとこのヒキガエルです。

先にふ化するヤマアカガエルのオタマジャクシが、ヒキガエルの卵を食べてしまうので、ヒキガエルのオタマジャクシが毎年少なくなります。

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アナグマのすみか(?)

今この巣穴を使っているのかわかりませんが、何回かここからアナグマが出てくるところが目撃されています。

生徒があまり気が付かない大講堂の北側にあります。

アナグマもよいすみかを見つけたものですね。