共立二中高の自然がいっぱい2 (90)
2016年9月21日
夏休みの後半から雨の日が続き、一日を通して雨が降らなかった日が何日あるのかと聞きたいくらいです。
夏の初めは発生数が少ないといわれた台風も、いざ発生すればそのほとんどが日本に近づくか上陸するという何といったらよいのかわからない気象です。
そんな天気につき合わされながら、自然はわからないことだらけなんだと改めて感じさせられています。
ツルマメ
日当たりの良いところでは一面を覆うほどに繁殖しています。
大豆の原種といわれ、よく見るとエダマメのようなさやがたくさんついています。
はるか昔の人々がおいしく食べられるように改良していってくれたので、今の大豆やエダマメがあるのですね。
チカラシバ
いくら力を出してもこの草を引き抜くことはできません。
名前の通りの草であることが実感できます。
ヒメクグ
かわいらしいクス玉のような穂がたくさんついていて、心を和ませてくれます。
迷惑な雑草のひとつとして考えられていますが、そんな草の一つ一つにも良さがあります。
イノコヅチ
秋の代名詞のようなひっつき虫のひとつです。
セーターにくっつけると取れなくて苦労した方もいるのではないでしょうか。
意外にも、そんな遊びを知らないという話を生徒からよく耳にします。
ヒガンバナ
お彼岸の頃になると突然この花が咲き始め、秋の彩を作り出してくれます。
花の時期には葉がなく、花の終わりから冬にかけて覆い茂るようになります。
ホトトギス
よくみると不思議な形の花ですね。
花や葉にある模様が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこのような名前になったようです。