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2018年5月

2018年5月23日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (129)

2018年5月23日

体育大会も近づくこの時期になると、ホトトギスが鳴き始めて初夏を感じさせてくれます。

空を見上げれば澄んだ青空に白い雲がいろいろな形を作り出し、この時期ならではの自然の芸術も鑑賞することができます。

6月2日の体育大会では、生徒たちの姿だけでなく、自然も楽しんでもらえたらと思います。

 

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メキシコマンネングサ

最近はやっている多肉植物の一つです。

黄色い花が地面を覆いつくすように咲き出しています。

 

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カラムシ

今ではただの雑草ですが、古くはこの植物の繊維から衣類を作っていました。

古代から栽培されてきたこの植物も、今では野生化して嫌われるようになってきてしまいました。

 

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コウゾリナ

ブタナやニガナとともに黄色い花で学校内をにぎわせてくれています。

この時期に咲く黄色い花は、太陽の光を浴びてまぶしく感じられます。

 

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アカバナユウゲショウ

夜のお化粧と名がつくように、とても魅力的に花を咲かせています。

学校には10年ほど前に入ってきた外来種ですが、落ち着いた雰囲気を持った花です。

 

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モリアオガエルの卵

本当ならば木の上に産むのですが、学校にすむカエルたちは池の近くのポンプ室の壁に毎年産み付けています。

この中にたくさんの卵が入っていて、1か月もすると中からオタマジャクシが出てきて池に落ちる仕組みになっています。

2018年5月 7日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (128)

2018年5月7日

数週間前まで新緑だった雑木林も濃い緑色に染まってきました。

太陽からの日差しも日に日に強くなってきています。

学校内は多くの木々から発せられる新鮮な酸素とのアロマ物質によって、いやされ感いっぱいです。

自然は人の心を穏やかにしてくれる効果抜群の薬です。

 

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キンラン

学校内のあちらこちらに咲いていますが、高校1年生が使っている生物基礎の教科書では、

イリオモテヤマネコやヤンバルクイナと一緒に絶滅危惧種の一例として紹介されています。

自然破壊や人の手による採集が原因で激減しています。

 

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タケノコ

多くの生徒によって今年もたくさんのタケノコを採りましたが、採り残しがまだまだあったようです。

観察では6日間で150cm伸びました。

つまり一日に20cm以上伸びている計算になります。

 

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ニワゼキショウ

芝生の中で、きれいな花を咲かせ始めています。

写真の種類以外にも、2種類の花が咲いています。

これからどんどんと芝生をにぎわせてくれています。

 

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エビネ

雑木林で毎年地味に花を咲かせています。

何年も前に寒天培養をして増やしたものですが、うまく定着したようです。

 

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ムラサキツユクサ

生徒用の実験で、おしべの毛の観察や気孔の観察に使います。

紫色の花は鮮やかで、太陽に照れされるとより引き立ちます。