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2018年11月

2018年11月29日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (138)

2018年11月29日

今年は日照時間が少ないようで、紅葉の色づきが今ひとつです。

教室の窓から見える景色も例年よりやや寂しい感じがします。

グランドわきのトウカエデは紅色になる前に散り始めています。

自然は毎年同じではなく、その時のいろいろな条件で変わっていくものなのですね。

 

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ヘクソカズラの実

別名「早乙女草」と言われるように、かわいらしい花を咲かせますが、

植物自体のにおいはとても臭く、このような名前をつけられてしまうのも仕方がないのかもしれません。

枯れて実だけになってもその臭いはまだまだ残っています。

 

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クサカゲロウの幼虫

小さな動くごみを発見すると、それはクサカゲロウの幼虫でした。

このような小さなからだでは重くて大変でしょうが、身を守るためには仕方ないのでしょうね。

 

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カタバミ

春にはたくさんの花が咲きますが、寒くなってもまだまだ頑張って咲いているようです。

草花が作り出す自然界の色が少なくなってきたこの時期に、黄色い色は地面の上を引き立ててくれます。

 

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ケヤキの落ち葉

1本の木から落ちてくる落ち葉は何枚になるのでしょうか。

この膨大な量を見ると、木が持つエネルギーの大きさを感じます。

 

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チカラシバ

ブラシのような穂をつけたこの草を引き抜くことはできません。

地面にしっかりと根を張っているようです。

名前もそこからついたようです。

2018年11月19日 (月)

「多摩エリア 私学の祭典」に参加。

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今年も「多摩エリア 私学の祭典」に参加しました。

共立女子第二中学校では、「-196℃の世界:科学の不思議」と「自分の印を彫ろう!」という2つの体験授業を行いました。

どちらもたくさんの方に参加していただき、盛況のうち終えることができました。

どうもありがとうございました。

2018年11月 5日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (137)

2018年11月5日

秋本番となりました。

学校ではカキやサクラなどの葉が色づき、紅葉シーズンの1ページがスタートしています。

これからは木々だけでなく、草紅葉も楽しめるます。

気持ちが穏やかになる季節の到来です。

 

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ノコンギク

野菊の一つで、今の時期には植込みのあちらこちらから顔を出して咲いています。

秋はキク科の花がきれいですね。

 

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センニンソウ

花が終わってこの時期になると、果実から長い毛が出て、まるで仙人のひげのように見えます。

そこから名前がついたかどうかは疑問視されていますが、不思議な姿をした植物です。

 

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クヌギのドングリ

ドングリにもいろいろな種類がありますが、丸くてイガイガの帽子をかぶったこのドングリはかわいいですね。

 

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シキミの実

中華料理に使う八角(トウシキミの実)に似ていますが、この実には毒があります。

4月に咲いていた白い花も数か月後にはこのような姿になってしまうのです。

 

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フユノハナワラビ

前庭の雑木林の中に入ると、この植物を踏まないで歩くのが難しいぐらい生えています。

花のような部分からは小さな粉のような胞子を飛ばし、子孫を残していきます。

 

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カエデの実

風が吹くとこの実が回転しながら飛んでいき、地面に落ちていきます。

少しでも遠くに種子を運ぶ工夫なのでしょうね。

 

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フジ

春に藤色の花を咲かせてにぎわせてくれたフジも、今は種子をつけています。

種子を見るとマメ科の植物だということがわかりますね。