共立二中高の自然がいっぱい2 (142)
2019年4月10日
4月は多くの生き物たちが目覚めていく時期です。
草花の花は咲き、木々は色鮮やかな新緑となり、小鳥のさえずりも盛んに聞こえ始めます。
これからは一年のうちで最も活発に、また新鮮な生き物たちの営みがみられるようになります。
理科の授業でも学校内を散歩して多くの自然に触れて、自然を愛する心を育んでいきたいと思います。
ミズバショウ
旧校舎から移植した株に、やっと花がつきました。
7号館裏のビオトープの湿地で咲いています。
ハナカイドウ
昔、中国の唐の時代の皇帝が、この花を眠っている時の楊貴妃に例えたと言われています。
それほど美しい花なのですが、残念なことに学校ではあまり生徒が入らない雑木林の端にあります。
フデリンドウ
学校には2か所、群生している場所があります。
嬉しいことに、年々増えいき、今では踏まずに歩くことが難しいほどになりました。
ハナニラ
この花も春一番に咲き出すなかまのひとつです。
晴れた日にたくさん咲いている姿は清々しいです。
ミツバツツジ
雑木林の近くに植えられたものですが、今年もきれいな花を咲かせています。
ハナモモ
モモは実を食用にするものと、花を楽しむものとの2種類に分けられて育てられてきました。
ハナモモの花は美しさを求められて育てられてきたのですね。
ウラシマソウとシュンラン
黒っぽい苞(ほう)と呼ばれる部分から細長い糸のようなものが伸びているウラシマソウ。
浦島太郎がカメを助けたときに持っていた釣り竿からその名前がついたとか。その横にシュンランが薄緑色の花を咲かせていました。