共立二中高の自然がいっぱい2 (145)
2019年5月10日
暖かな気候で一年の中でも一番過ごしやすい季節となっています。
この時期は花の数も多くみられるのですが、中でも黄色い花が目立ちます。
花だけに注目してしまうとみんなタンポポに見えてしまうかもしれません。
黄色い花が多いということは、この時期に黄色の花を好む虫たちが多いということです。
虫にも注目して自然を観察してみるのもよいかもしれませんね。
ハハコグサ
春の七草のひとつです。
葉には毛がたくさん生えているので白っぽく、あまりおいしそうではありません。
しかし、てんぷらや七草がゆなど、この草を使っていろいろな料理ができるようです。
ニガナ
この草を食べると苦いことから名前がついたといわれます。
花びらが5枚のものや6枚のものなど変化があるようです。
アワフキムシ
この泡の中にアワフキムシの幼虫が入っています。
幼虫は排せつ物を泡立ててもぐりこみ、身を守っているようです。
ツボミオオバコ
長い花茎を伸ばしています。
あまり他の植物が生えないようなところも含め、ここ数年でいろいろな場所で目立つようになりました。
カタバミ
黄色い花は太陽に照らされ一段と輝きを増して見えます。
ごく普通のどこにでもある花ですが、たくさん咲いていると華やかです。
コヒルガオ
アサガオのような花をたくさんつけています。
花がない時期は、つるが絡まって迷惑がられますが、花の時期は大切にされています。