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2015年9月

2015年9月25日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (73)

2015年9月25日

長かった秋雨が終わりました。

紫色に色づいていた萩の花もそろそろ終わりです。

秋分の日も過ぎて随分と秋らしくなり、これからは日に日に涼しくなっていきます。

秋は実りの秋。今回は秋らしく、いろいろな実を紹介します。

 

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ドングリ

今年はクヌギやコナラ、シイなどのドングリがたくさんあります。

昨年、一昨年と少なかっただけに、今年はとても多く感じられます。

 

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トチの実

トチの木の下にはこのような実がいっぱいあります。

食べられそうな実ですが、なめてみるとあくが強く、思わずすごい顔になってしまいます。

トチもちをつくるときにはこのあくを抜くのが大変なようです。

 

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ヌスビトハギの実

前回紹介した花がもう実になっています。

秋の花は変化が激しいんです。知らない間に、スカートやズボンにこの実がくっついていた人もあるのではないでしょうか。

 

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キウイフルーツ

こちらの実は熟すのに時間がかかります。

花は夏前に咲き、夏にはすでに実ができていました。

実だけ見るともう食べられそうですが、おいしくなるにはまだ3ヶ月は必要です。

 

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ハナミズキの実

青空にはよく似合う実です。

学校に車で来る方は、駐車スペース付近にたくさん実っていますのでぜひみてください。

 

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スズランの実

スズランの花は有名ですが、実はあまり見ることがありません。

オレンジ色の実がたくさんついているスズランもまた、花と違った良さがあります。

2015年9月 8日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (72)

2015年9月8日

今年の夏は暑かったのでしょうか、涼しかったのでしょうか。

8月の中旬以降、ほとんど太陽を見ていない日々が続いています。

夏休みの後半からは秋気分になってしまった人も多いのではないでしょうか。

平年ならば文化祭が暑さ涼しさの分かれ目になるはずなのですが・・・。

文化祭は今月の12日、13日です。

 

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コブシ

ピンク色の拳状の実がたくさんついています。

この実の状態から名前がついたとか。

渡り廊下を歩いていると、とても目につくので、生徒たちは何の実だろうと思っていると思います。

 

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クマシデ

生徒を連れて散歩をしていると、ある生徒がホップの実がなっているといっていました。

確かに似ていると思います。

でもこの実からはビールはつくれません。

 

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イグチ

秋といえばやっぱりキノコ。

この時期は学校内には多くのキノコが生えてきます。

見つけた生徒が必ずいう言葉は「このキノコ食べられる~?」です。

イグチのなかまは、かさの裏側がスポンジ状になっています。

 

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タマゴタケ

今年は雑木林の中で列になって生えていました。

毒キノコのなかまですが、食べられるキノコです。

 

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コミカンソウ

葉の裏側に小さなミカンのような実がついています。

数年前からたくさん生えてきた植物のひとつです。

 

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ヌスビトハギ

実の形が盗人の足跡に似ているからこの名がついたといわれていますが、かわいそうな名前がつけられてしまったものです。

秋の月夜峰をにぎやかにしてくれています。