共立二中高の自然がいっぱい2 (84)
2016年5月16日
春というよりは夏といったほうが良いと思われる気温の日もあり、生き物たちの移り変わりがとても早く行われています。
一週間もすると花の種類が変わり、毎週のように新たな発見が繰り返されます。
物の見方を少し変えてみることによって、学校の行き帰りも楽しく感じるようになります。
セリバヒエンソウ
数年前までは学校周辺ではあまり見られなかった花ですが、最近はあちらこちらで観察されるようになりました。
明治以降に日本に入ってきた花で、花の形が、ツバメが飛ぶような姿に見えることから「飛燕草」と呼ばれるようになったようです。
フキ
早春のフキノトウから始まって、今では大きな傘をつけて群生しています。
食べるとおいしいのですが、ほとんど利用されていません。
飛行機雲
澄み渡った青空に描かれる飛行機雲。条件が整わないとなかなか現れません。
小さく見える飛行機の飛ぶ高さは約1万メートルで、-40℃の世界を飛んでいるといわれています。
カラスビシャク
不思議な花の姿(仏縁苞)がひしゃくに例えられたようです。
食べることはできませんが、薬草として役立つようです。