共立二中高の自然がいっぱい2 (228)
2024年4月27日
学校にいると多くの小鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
シジュウカラやエナガ、ウグイスなどの声が聞こえているときはのどかな雰囲気となります。
ガビチョウが大きな声で鳴きだすと何故かせわしい気持ちになってしまいます。
気づけば雑木林の中ではタカの幼鳥も鳴いています。
自然というものは人間の気持ちを左右する大きな力を持っていることに気づかされます。
イロハカエデの花
カエデというと紅葉した姿のイメージが強いと思いますが、今の時期にもかわいらしい花を咲かせています。
この小さな花からくるくる回って落ちていくはねのある種子ができます。
キランソウ
地面に蓋(ふた)をするように広がって咲く姿から「地獄の釜(かま)の蓋」と呼ばれます。
また、よく効く薬にもなるため地獄へ行く釜に蓋をして命を助けるのでこのように呼ばれるともいわれています。
サルトリイバラの花
冬になると赤い実をつけることで知られた植物ですが、その花はあまり知られていないのではないでしょうか。
今年はたくさん咲いてくれました。冬が楽しみです。
コナラの雄花
出てきたばかりの小さな葉の付け根からたくさんの花が垂れ下がる独特な姿です。
花粉をたくさん飛ばしているようにも見えますが、多くは虫媒花によって受粉するようです。
花粉症の方々はご安心してください。
アメリカスミレサイシン
外国から入ってきたビオラのなかまです。
中庭では毎年ほかのスミレよりも遅れて咲き始めます。
モッコウバラ
中庭のバラ園を黄色に染めてくれています。
とげがないため庭木としてもよく植えられています。