先日はAPクラスの様子をご紹介しましたが、今回はSクラスの様子です。
グループ毎で作業がしやすいように、小さいサイズのものをつくってみました。
酸・アルカリや電離で生じるイオンを、赤と青のカードで例え、中和の化学変化がどのように起こるのかを考えてみました。
そもそも酸やアルカリってどのようなものなのか?
中和とはどのような化学変化なのか?
生成した塩や中和の化学反応式はどのように書いたらよいのか?
グループの仲間どうしはもちろん、グループを超えて教え、学び合う姿があり、理解もより深まったことと思います。
来週から行われる定期考査の結果も楽しみですね(控えめに)。
3/22からスプリングゼミが始まりました。
今日は今度中学3年生となる生徒たちのようすを紹介します。
1日目は炎の実験。
外炎、内炎、炎心のどの部分が一番温度が高い?
長さの異なるロウソクに火をつけ、ビーカーをかぶせたとき、先に炎が消えるのはどっち?
実際に確かめてみると、生徒たちの予想とは反する結果が得られ、驚きの声が聞こえました。
先生からは考えるヒントを与えられただけで講座は終わりましたが、答えにたどり着いた生徒は何人いたでしょうか?
さて、2日目は果物のにおいをつくる実験です。
はじめに、高校で学習する原子価や構造式について学習し、化学変化とはどのようなものなのかを考えました。
続いて本題の実験。
いくつかの薬品を混ぜ合わせると、あら不思議。あま~い香りがしてきました。
試験管の上部にあるにごった部分が香りをもつ物質です。
以上で春の理科ゼミは終了です。
受講した生徒たちにとって有意義なものとなれば幸いです。
物質を水に溶かして水溶液にしたとき、電流がながれるものとそうでないものに分かれます。
前者の場合の物質を「電解質」、後者の場合の物質を「非電解質」といいますが、電流が流れるときに水溶液ではどのような変化が起きているのでしょうか?
今回は、塩化銅水溶液を用いて電気分解を行いました。
電気回路づくりは難なくクリア。さっそく電流を流してみましょう。
よく観察すると、右側の電極(陽極)から気体が発生しているのが分かります。
においをかいでみると、プールのにおいという声が聞かれました。
これは塩素という気体ですね。
次に、電流を流すのをやめ、電極のようすを観察しました。
すると、左側の電極に何やら赤い物質が付着しています。
これは金属の銅ですね。
以上より、銅や塩素のもととなる物質が水溶液中に存在することが分かりました。
そして、これらが電流が流れるか流れないかに関係しているのではないでしょうか?
次回は物質とは何か、もう少し詳しく学習していきましょう。