中学理科 Feed

2016年2月 5日 (金)

中学2年生 金属を熱したときの質量の変化

銅を熱して酸化させると、酸化銅とよばれる物質に変化しますsign01

金属の種類によって化合する酸素の質量の割合は決まっているのですが、それを確かめる実験を行いました。

ちなみに、銅の場合は「銅の質量:化合する酸素の質量=4:1」となりますpencil

今回は班ごとに熱する銅の質量を変え、酸化の前後の質量を測定し、クラス全員で実験結果を共有しました。

理論値には程遠い結果にはなってしまいましたが、化学変化と物質の質量の割合について関係性があることに気付いたでしょうかsign02

 

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熱する前の銅のようすです。  

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銅から酸化銅へ少しずつ変化しているようすが分かります。

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内部までしっかり酸化させるため、さじで混ぜています。

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十分に冷めたことを確認し、質量を測りましょう。

2016年2月 3日 (水)

中学2年生 アイスキャンディー(天気の学習のおまけ)

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自宅学習期間に入る直前に、理科の授業でアイスキャンディーをつくりました。

ちなみに、これは天気の学習の一環ですのであしからず。

さて、生徒たちは校内にある溶け残った雪を集めるところからスタート。

実験室では先生から作り方を学び、グループごとにアイスキャンディーをつくり始めました。

食べ物関係になると、生徒たちの動きはいつもの3倍くらいになりますねcoldsweats01

 

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新しい試験管に砂糖水と割り箸を入れ、雪の中に差し込みます。

そして、雪には塩をふりかけ、0℃より温度が下がるようにしました。

 

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差し込んだ試験管をくるくるとまわすと、早く砂糖水が凍ります。

ポイントは、砂糖水を入れすぎないこと!欲張ってはダメということですね。

 

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しずかに試験管からぬくと・・・

 

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できあがり。

 

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上手にできた生徒は、オレンジジュースでもやってみました。

少しとけてしまいましたが、大成功ですgood

東北地方出身のベテラン先生によると、子どもの頃はよくやっていた遊びの一つだそうです。

また何か食べ物をつくってみましょうね。

2016年2月 2日 (火)

中学2年生 質量保存の法則②

今日は3学期始めに行った実験、2学期末の続きの実験を紹介しますhappy01

 

カップに入れた炭酸水素ナトリウムの粉末と塩酸を混ぜ合わせる前と後を比較します。

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続いて、同様の実験をペットボトルを用いて行います。

このときのポイントは、しっかりとフタを閉めることができるということですflair

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結果はいかがでしたか?

炭酸水素ナトリウムと塩酸を混ぜ合わせると、生成物の一つとして二酸化炭素が発生します。

この気体が空気中に逃げてしまうか、容器内にとどまることができるかという違いで、質量変化の有無が生じます。

以上で質量保存の法則の学習は終了です。

 

昨日からの中学入試のため、生徒たちは自宅学習となっています。

この期間を利用して、しっかりと復習してほしいですねwink

2015年12月25日 (金)

中学2年生 質量保存の法則①

今年もたくさんの方にご覧いただきまして、ありがとうございました。

おそらく今年最後のブログになるかと思われます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今日は今年最後の授業で行った実験の紹介です。

中学2年生の理科の授業では、化学変化にともなう質量の変化について学んでいます。

この分野のキーワードは「質量保存の法則」です。

簡単に説明すると、化学変化の起こる前と後で物質全体の質量は変化しないというものです。

今回の実験では、硫酸と塩化バリウムの水溶液を混ぜ合わせて変化させる前後の質量を比較してみました。

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混ぜ合わせると、白い沈殿物が生成する分かりやすい化学変化です。

前後の質量はほぼ同じですね。

この法則は化学変化だけでなく、状態変化など物質の変化すべてに成り立つ法則なんです。

ところで、状態変化とは何でしたか?

2015年11月26日 (木)

中学2年生 酸化・還元

中学2年生の理科では、酸化と還元について学習しています。

まずは「酸化」からhappy01

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鉄(スチールウール)を燃焼させる前と後で質量を比較し、「酸化」とは酸素が化合する変化だということを理解しました。

また、磁石を近づけたときのようすや塩酸との反応性から、化学反応とはある物質から別の物質に変化することだと再確認しました。

上の写真は、燃焼のようすです。ストローで息を吹きかけ、内部までしっかり酸化させます。

 

続いて、「還元」ですwink

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使用したのは酸化銅の粉末(黒色)です。これに炭(黒色)を混ぜ、加熱します。

しばらくすると、酸化銅から酸素がうばわれ、銅に変化します。

このように、酸化物から酸素がうばわれる変化を「還元」といいます。

写真は加熱の前後のものです。赤茶色の物質が銅です。

 

定期考査まであと少し。しっかり復習して、テストに臨んでください。

がんばれrock

2015年10月16日 (金)

中学2年生 カルメ焼き作り

中学2年生は化学分野の学習を行っています。

これまでに炭酸水素ナトリウムの熱分解と水の電気分解の実験を行いましたが、今回は試験前のリフレッシュも兼ねて、カルメ焼き作りに挑戦しました。

 

まずは、作業中の生徒たちの様子。やけどに注意してください。

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ザラメ入りの水溶液を加熱します。

焦がさないように、こぼさないように。

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ベーキングパウダーを加えてかき混ぜると・・・。

熱分解によって発生した気体によって、ふくらんできます。

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 カルメ焼きの完成です。
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実験室で食べた生徒もいれば、自宅に持ち帰った生徒もいました。

さて、次は定期試験です。準備はいかがでしょうか?

2015年6月29日 (月)

中学2年生 電熱線の発熱量を決めるもの

6月の上旬に行った実験ですが、紹介が遅れてしまいました。

今回の実験は、抵抗の異なる複数の電熱線を用いて、カップの水の上昇温度などを測定しました。

これまでにたくさんの実験を重ねてきたおかげもあって、複雑な電気回路も簡単に組み立てることができるようになりました。

実験のようすをどうぞご覧ください。

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2015年5月15日 (金)

中学2年生 実技テスト(電気回路)

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定期考査前の授業で、回路図をから実際の回路をつくるテストを行いました。

普段の実験は3,4名のグループで行うので、苦手意識の強い生徒は友達任せの部分もありました。

今回のテストは、そういう生徒たちも一人で回路をつくることができるようになることが目的です。

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苦手な生徒たちも試行錯誤し、受験者全員がこの苦難を乗り越え合格することができました。

いよいよ今日から定期考査が始まります。みなさん、頑張ってください。

2015年5月11日 (月)

中学2年生 回路に加わる電圧

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前回の実験に続いて、今回は回路に加わる電圧を測定しました。

回路のつくり方にも慣れてきたため、実験もスムーズにできました。

直列回路と並列回路で、豆電球に加わる電圧の違いや関係性に気づくことはできましたか?

定期考査も近いので、しっかり復習して臨んでください。

 

2015年4月24日 (金)

中学2年生 回路を流れる電流

中学2年生の理科1の授業では、電気の世界について学習しています。

これまでの授業では回路のつくり方や回路図の書き方などについて学習し、今回は回路に流れる電流を測定を測定します。

この分野については苦手意識をもつ生徒が多いですが、回路をつくる手つきや確認方法などから、理解しつつある様子がうかがえます。

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まずは、回路図の確認です。

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そして、電流の大きさを測定します。

直列回路や並列回路で、流れる電流の大きさにはどのような関係があるのでしょうか?

 

次回は電圧について学習します。お楽しみにhappy01